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Device level Auto Place and Route
Virtuoso Studio
japanese blog

デバイスレベル自動配置配線 ― 今現実に!

29 Jun 2023 • Less than one minute read

By Sravasti Nair
Translator: Jiale Dou

半導体の世界は急速に進歩しており、アナログ/ミックスシグナル設計の需要も高まっています。しかし、このような設計では短納期を要求され、デザインルールとデザイン意図の双方を満たすレイアウトを作成することが肝要となります。アナログレイアウトの作成は、設計の制約を満たすためのユーザーの意図を自動化することが難しいため、主に手作業で行われます。特にグループ化とマッチングは、実装に時間と手間がかかる重要な要件です。それに下位プロセスノードへ継続的な移行により、ユーザーは製造性と信頼性の両方の観点から多くの複雑な要件の考慮を余儀なくされます。Virtuoso Studioのカスタム自動配置配線(APR)ソリューションは、これらの問題全体を視野に入れ、ボトルネックとして対処し、自動化ソリューションを提供します。

先端プロセス技術への挑戦

先端ノードでは、複雑な状況に応じた設計ルールに加えてアナログ回路を設計する従来の方法にいくつかの制限を課します。アナログ回路は通常、精度と性能のために幅広いサイズのデバイスを必要としますが、現在では集積度と製造上の理由からレイアウトを均一にする必要があります。デバイスのグループ化/アレイ化も機能密度の向上とデバイスの均一化によってより複雑になっており、そのようなグループ化されたアレイによる配置と配線に対するユーザーの期待に応えることも難しくなっています。 

そのため、プロセスの複雑さやレイアウト依存の影響を抽象化し、均一性を確保し、設計意図を保持し、ユーザーが急な学習を必要とせず、このようなレイアウトを簡単かつ繰り返し作成できるようにするため、これらのノードでのアナログレイアウト作成を自動化する新しいツール/メソドロジーが必要になります。

Virtuoso Studioデバイスレベル自動配置配線(APR)ソリューションのご紹介

Virtuoso Studio は、グリッド化されたインフラストラクチャーに基づく構造化されたレイアウト手法が、これらのノードの複雑さを処理する鍵であることを把握し、先進プロセスノードの課題をチャンスに変え、自動化の観点からカスタムソリューションとデジタルソリューションのギャップを埋めるのに役立ちます。デバイスのフットプリントとプロセスルールに基づく複数の幅と間隔のグリッドをサポートするシステムを通じて、トポロジー上の制約と設計および電気的な意図を遵守しながら、自動配置、フィル、配線エンジン用の複雑なDRCルールを抽象化します。

Virtuoso StudioのDevice APRソリューションは、デジタルエンジンをVirtuoso Studioにシームレスに統合した新しいStdCell APRソリューションで補完されます。自動化されたアナログ・ソリューションは、これらのノードにとってはデジタルと違いはない為、ユーザーはVirtuoso Studioをスムーズにご利用頂けます。 

  

Virtuoso Studio Device APRは、レイアウト設計プロセスのあらゆる側面をカバーし、それを強化および自動化する機能を通じて、この分野の最も包括的なソリューションを提供します。これには以下が含まれます:

  • ノードとデザイン固有のセットアップを自動化し、すぐに利用できるソリューションを実現
  • アナログ設計要件とユーザーの意図に応じた自動グループ化と制約の作成
  • ユーザーの意図を維持する、フロアプランに基づくグループの自動整形
  • デザイン内の不均一なデバイスを考慮した配置配線グリッドの自動生成
  • グリッドベースのグループ化、フィルやガードリング挿入を含むコンストレントドリブンの自動配置
  • グリッドベースの電力供給ネットワークの自動生成
  • 高いパフォーマンスとQoRを実現するグリッドベースでコンストレントドリブンの自動配線
  • 電気的な正確性を保つための特殊な配線トポロジーのサポート
  • 編集アシストによるユーザー介入を可能にすることで、デザイナーは精巧なアナログレイアウトの品質を実現
  • 統合されたタスクベースのGUIによるユーザーエクスペリエンスの向上と簡素化
  • すべての配線制約を管理およびチェックし、配線を計画、実行、分析するためのスプレッドシートスタイルのインターフェイスを備えた完全な配線環境

まとめ

Virtuoso Studioのデバイスレベル配置配線自動化ソリューションは、アナログレイアウト設計のターニングポイントとなります。このソリューションは、精巧なレイアウトのガイド付きステップバイステップフローの検討から、本格的な自動化まで幅広く対応します。ユーザーインターフェイスは、レイアウト設計者と回路設計者の両方にとって使いやすく、最高のエクスペリエンスが得られるように独自に設計されており、自動化エンジンは多数の先端プロセスノードデバイスに対応します。インテリジェントなデバイスのグループ化、正確なデバイスパターンの制御、グループ化とマッチングによる自動配置、自動フィルとガードリング、電源グリッドの自動生成、電気要件を満たす自動配線などの機能により、Virtuoso Studio Device APR はアナログレイアウト設計のための最も包括的な自動化ソリューションを提供します。アナログレイアウト自動化の未来はここにあり、Virtuoso Studioはそのための道筋です。

詳細については、integrated place-and-route solutionのWebページをご覧ください。  

詳細はこちら

  • Virtuoso Studio custom design for the real world

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