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16 Jun 2020
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Start Your Engines: AMSD Flex—Take your Pick! – AMSD Flexモードの紹介

 Cadence® Spectre® AMS Designer は、高いパフォーマンスのミックスシグナル・シミュレーション・システムです。複数エンジンの使用や、さまざまなプラットフォームから実行できる機能により、ミックスシグナル・デザイン検証を「活性化」し、市場競争でチェッカーフラッグを受けることができます。Start Your Enginesブログ・シリーズは、シミュレーションのパフォーマンスをチューンアップし、生産性向上に役立つヒントと洞察を提供します。


Start Your Engines ブログ・シリーズの最初の投稿では、より効率的なバージョンのAMS Designerを紹介したいと思います!


背景...

AMS DesignerのClassicモードでは、特定のSpectreエンジンがXceliumデジタル・エンジンに統合されており、両方のエンジンの同時実行によりミックスシグナル回路を解くことができます。Classicの統合は2つのエンジン間の同期通信を提供し、高効率で高いパフォーマンスを実現しますが、特定バージョンのXcelium に対して、改善されたSpectreエンジンをいち早く利用できず、このアーキテクチャには改善の余地がありました。Spectreへの新機能や改善を利用するには、設計者はSpectreとXcelium双方をバージョンアップする必要があり、このアナログとデジタル・エンジンの同時バージョンアップは、デザインハウスのツール管理上の課題でした。


AMSD Flex モードの導入

この課題解決のために、Xcelium 20.03にAMSD Flexモードが導入されました。このモードでは、特定のXceliumリリースに対して Spectreのバージョンを柔軟に選択でき、ソフトウェアレベルの統合を待つ必要はありません。Flexモードにより、Spectreの新機能や改善 (改修すらも) をすぐに利用できるようになります。

 図1 : AMS Flexモードの概念図


この新アーキテクチャでは、アナログとデジタル・エンジン間の接続用に、標準化されたインターフェースを持ちます。このインターフェースはXceliumとSpectreのバージョンに依存しません。したがって、任意バージョンのFlex対応Xceliumを任意バージョンの Flex対応Spectreに接続して、ミックスシグナル回路を解くことができます。

 図2 : SpectreとXceliumの組み合わせ


新しいAMSD Flexのアーキテクチャは、柔軟性と効率性を提供するだけでなく、シミュレーションのより良いパフォーマンスも提供します。テストの結果、まったく同じSpectreとXceliumのバージョンを使った場合に、実行時間は平均で20% 改善しました。AMSD Flexモードの主な改善点は以下の通りです:

  • ミックスシグナル同期メカニズムの新しいアーキテクチャ
  • インターフェース・エレメントの最適化
  • より良いマルチスレッドのサポート

アナログとデジタル・エンジンのさらに多くの新機能は、Flexモードでサポートされるようになります。FlexモードがAMS Designerの今後の開発方向性です!



関連リソース

(サポートサイトへのログインが必要となります)

  • One-Stop Knowledge Resource for Mixed Signal Verification  
  • AMS Designer Product Page
  • AMS Designer日本語資料

Cadenceの回路設計プロダクトとサービスの詳細については、www.cadence.comをご参照ください。



Start Your Enginesについて

Start Your Enginesシリーズは、AMSDの新機能、既存機能を使った作業改善などのさまざまなトピックスについて、アナログ/ミックスシグナルの主題に関するエキスパートからのブログ投稿を紹介します。このシリーズの新しいブログについて通知を受け取るには、Subscriptions ボックスにEmailアドレスを入力してください。



Qingyu Lin

Translator: Haruko Tadokoro

Tags:
  • mixed signal design |
  • AMS Designer |
  • AMSD |
  • Mixed Signal Verification |
  • japanese blog |
  • ASMD Flex Mode |

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