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Virtuosity: プリおよびポストレイアウトのシミュレーションで共通の評価式を使用する

22 Oct 2020 • Less than one minute read

 デザインから寄生素子を抽出してDSPFファイルを作成し、そのDSPFファイルを使用してVirtuoso® ADE AssemblerもしくはVirtuoso® ADE Explorer からシミュレーションを実行すると、全ての評価式が計算されない、という問題が昔から存在していました。この原因は、DSPFファイルではデザインがフラットであることに加え、抽出ツールによる素子名へのプレフィックスの追加、フィンガーデリミタの変更、ネット名の大小文字の変更などが行われていることがあるためです。一致させるために評価式を手動で修正していたと思いますが、これは面倒です。私達はこの問題への対応に取り組んで来たので、現在ではプリとポストレイアウトのシミュレーションで、同じ評価式を使用することができるようになりました。最初に手動で実行が必要なセットアップが少しだけありますが、Working with DSPF files in Post-layout Flows in ADE Explorer and AssemblerのRapid Adoption Kit (日本語版はこちら) でその内容を説明しています。

このRAKでは、デザイン内の特定のセルをブラックボックスとしてモデル化する方法についても説明しています。評価式は、ブラックボックスが存在する場合でも、回路図のネームスキームに戻るだけなので、シームレスに機能します。

もし、スイープしたい多数のDSPFファイルがある場合、今ではそれを実行するための公式な方法があり、これについてもRAKで説明されています。

最後に、プリもしくはポストレイアウトのシミュレーションで、ADEのoutputsやDirect Plotから、デバイス端子の電圧のセーブおよびプロットを行うことが可能です。

関連リソース

  • RAK
    • Working with DSPF files in Post-layout Flows in ADE Explorer and Assembler (日本語版はこちら)
  • ユーザーガイド
    • Working with DSPF files
    • Terminal Voltage Probing
  • Cadence Online Support 日本語ページ
    • ADE日本語資料

Virtuosityとは

Virtuosityは、あまり知られていない、だけれども、とても便利なソフトウェアやドキュメントの改善、Virtuosoのエキサイティングな新機能に光を当てる最も多く閲覧され、評価されてきたブログ・シリーズです。私たちはいま、引き続きこのシリーズのスコープを拡張しています。従来からのブロガーやエキスパートによる情報発信に加え、Virtuosoに関連するトピックを広く網羅することで新次元の情報を提供します。そしてさらに、それらを発展させていきます。このシリーズの新しいブログの通知を受け取るには、ページ上部にあるSubscriptionsボックスにemailアドレスを入力してSUBSCRIBE NOWをクリックしてください。

Happy Reading!

Arja

Translator: Tomomi Hiraishi