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Virtuosity: Analog Design Environmentにおけるポストレイアウト関連の機能強化トップ3

2 Aug 2020 • Less than one minute read

今日のブログでは、ポストレイアウトフローの最新の機能強化について説明します。これらの機能強化により、回路図とポストレイアウトの名前のマッピング、端子電圧のプロット、DSPFファイルのスイープなど、長年の問題の多くが解決されます。このブログは、Virtuoso®ADE Assembler、Virtuoso®ADE ExplorerおよびVirtuoso® Visualization and Analysisのリリースされたばかりの機能をカバーするために、週に2回(火曜日と木曜日)投稿するミニブログシリーズの一部です。興味深いブログになっていますのでお楽しみ下さい。

コーナー条件でDSPFファイルをスイープし、端子の電流と電圧をプロットし、シミュレータでの信号名がVirtuoso® ADE AssemblerとVirtuoso® ADE Explorerの回路図名に正しくマッピングされることを確認したいと思ったことはありませんか? その場合は、IC6.1.8 ISR3/ICADVM12.1 ISR3がお役に立ちます。

ここでは、これらの長年の問題がどのように対処されてきたかを説明します。


回路図とポストレイアウトの名前のマッピング

DSPFファイルは多くのツールから生成できるため、さまざまな形式を持つことができます。これにより、抽出された名前と回路図をADEでマッピングすることが非常に困難になりました。また、ポストレイアウトのシミュレーション後に、ダイレクトプロットモードで回路図から端子または信号を選択しても機能しない、または回路図用に作成した式がポストレイアウトのシミュレーションで機能しなくなる場合があります。これは、回路図とDSPFファイル間のマッピングの欠如が原因である可能性があります。

いくつかの例は次の通りです:

  • 一致しない階層区切り文字(.または/)が一般的に使用されます
  • 接頭辞(XやMなど)がDSPFに追加されます
  • 一致しないフィンガーの区切り文字(@または#)が一般的に使用されます
  • 一致しない端子(sまたは1)がよく使用されます

.simrcファイルといくつかの設定を使用して、DSPF構文を回路図に手動でマップできます。これらの設定は、デザインをネットリストにするときに取得されます。内部マッピングにより、回路図のネットと端子を簡単にプローブし、テスト対象のデザインが回路図であるかDSPFファイルであるかに関係なく、同じ式を使用できます。

このマッピングは、以下で説明する他の新しいポストレイアウト機能にも役立ちます。

このマッピングフローの詳細は、ADE Assembler User Guideで説明されています。


DSPFファイルのコーナー条件でのスイープ

コーナーごとに異なるDSPFファイルを使用する場合は、DSPFファイルとセクションへのパスを含む.scsファイルを作成するだけです。この.scsファイルをモデルファイルとしてCorners Setupフォームに追加し、セクションを選択します。次に、異なるコーナーで異なるDSPFファイルを使用してシミュレーションを実行できます。


 

以下の画像は、3つのコーナーにわたってプロットされた出力信号の例です。

 


configスイープを使用してDSPF viewをスイープする機能はすでにあります。この機能の詳細については、Sweeping Multiple DSPF Views in ADEブログを参照してください。


端子電圧のプローブ

これまでは、回路図で端子を選択してADE出力に追加すると、常にその端子の電流をSaveまたはPlotしていました。GUIから信号が電流であることを確認する方法がありませんでした。

Saveされている内容を確認するには、ネットリストを確認する必要があります。たとえば、Spectreでは、電流はコロン区切り文字:sで保存され、電圧はピリオド区切り文字.sで保存されます。



これからは端子を選択し、端子の電圧または電流をSaveするかPlotするかを選択できます。ADEに出力を追加し、回路図で端子を選択すると、電圧、電流、またはその両方をSaveすることを選択できます。



    



また、回路図では、端子電流をPlotまたはSaveする場合は端子の周りに楕円を追加することにより、選択された信号のタイプを示します。端子電圧をPlotまたはSaveする場合はVが、両方をPlotまたはSaveする場合は両方が表示されます。

信号はADE出力に追加され、Nameには_Vまたは_Iサフィックスが追加され、Type列はsignal(V)またはsignal(I)に更新されます-これらのサフィックスとTypeがあると、フィルターを使用して 関連する信号をすばやく見つけることができます。




ADEの波形ウィンドウにプロットすると、端子の電流と電圧が表示されます。




関連リソース

  • ブログ
    • Sweeping Multiple DSPF Views
  • ユーザーガイド
    • DSPF File Mapping and Corner Sweeps
    • Terminal Voltage Probing
  • Cadence Online Support日本語ページ
    • ADE日本語資料

Cadenceの回路設計プロダクトとサービスの詳細については、www.cadence.comをご参照ください。



Virtuosityについて

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Arja Hunkin

Translator: Chieto Murayama