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Virtuosity: Multi-Technology Simulation (MTS)の実行方法は?

11 Aug 2020 • Less than one minute read

マルチ・テクノロジ・シミュレーション(Multi-Technology Simulation; MTS)をVirtuoso® ADE ExplorerとVirtuoso® ADE Assemblerで実行する方法を示したハンズオン型の資料をお探しですか?

今日の急速にシュリンクしているテクノロジでは、カスタムICシステム・イン・パッケージ(System-in-Package; SiP)を設計する機会が増えています。しかし、ここで課題となるのが、異なるテクノロジを使用してこれらのICを単一の設計環境で設計し、モデル名やライブラリ名の重複があった場合にどのように解析するかです。

ケイデンスではこの問題を解決する効果的なソリューションを提供します―Multi-Technology Simulationのサポートです。

Virtuoso ADE Explorer、Virtuoso ADE Assembler、およびVirtuoso® Analog Design Environment XLのChoosing SimulatorフォームにはMulti-Technology Modeチェックボックスがあり、これを使ってマルチ・テクノロジ・シミュレーションを有効化できます。次に、Data Viewアシスタントでテスト名を右クリックし、MTS Optionsを選択することで開かれるフォームを使って、MTSのオプションを指定できます。

*翻訳時注釈: IC6.1.8 ISR3から、MTSのユーザビリティが改善されました。テスト名を右クリックし、MTS Optionsを選択することで開かれるフォームにあるEnable locally scoped models and options (MTS)チェックボックスをONにすることで、マルチ・テクノロジ・シミュレーションを有効化できます。

Spectre® Circuit Simulator Platformが改善され、インクルードされるレベルでデバイスモデルをローカライズするためにネットリストを解釈するようになりました。Spectreネットリストフォーマットでは、subckt定義内で定義されるincludeやparameterステートメントのような情報は、ローカルとして扱われ、トップレベルに出力されません。



*翻訳時注釈: IC6.1.8 ISR3から、MTSのユーザビリティが改善されました。Choosing Simulatorフォームから、Multi-Technology Modeチェックボックスが削除されました。代わりに、前述のMTS OptionsフォームのEnable locally scoped models and options (MTS)チェックボックスをご利用ください。

マルチ・テクノロジ・モードでシミュレーションを実行するには、デザインがconfig viewを持たなければいけません。この要件により、Hierarchy Editor (HED)からMTSを構成できるようになります。

*翻訳時注釈: IC6.1.8 ISR3から、MTSのユーザビリティが改善されました。MTSのオプションはHED config viewの代わりに、ADEのテスト・ステートとして保存されるようになりました。


Rapid Adoption Kit (RAK)が利用可能です!

マルチ・テクノロジ・シミュレーション・フローの試行にご興味があれば、Multi-Technology Simulation (MTS) Flow with Local Scoping for Instance in ADE Assembler RAKに提供されるサンプルのデータベースを用いて、フローを体験できます。リンクをクリックし、RAKのページにあるView Attachmentsをクリックして、データベースをダウンロードすることができます。下図をご参照ください。

このRAKでは、以下のタスクを実行する際のヘルプを提供しています:

  • ADEでMTSを有効にする
  • 特定のブロック(セルベースまたはインスタンスベース)にMTSを設定する
  • ADE AssemblerでMTSを実行する
  • SpectreバッチモードでMTSを実行する

RAKの概要を簡単に説明すると、データベースにはインバータ・チェーンで構成されるトップレベルの回路図が含まれています。これらのインバータのうち一方は45nmのテクノロジを使用しており、他方は180nmのテクノロジを使用しています。RAKでのゴールは、180nmプロセスでテストベンチを作成し、2つの回路間のインターフェイスをシミュレートすることです。

以下に、DUT (Design Under Test)の図を示します。



Rapid Adoption Kit (RAK)とは?

RAKが何を意味するのか気になる方のために説明します。RAKはVirtuosoアプリケーションをデザインフローで使用する方法を示すRapid Adoption Kitです。このキットには、設計データベースと、設計フローの実行方法の説明が含まれています。RAKは、機能を迅速に利用できるようにすることを目的としています。

こちらをクリックして利用可能なRAKのリストを開くか、または、Cadence Online Supportからリソース → Rapid Adoption Kitsを選択してください。



関連リソース

  • Virtuoso ADE Assembler User Guide
  • Virtuoso ADE Explorer User Guide
  • 日本語字幕付きビデオ
  • 日本語版RAK
  • ADE日本語資料

ケイデンスの回路設計製品やサービスに関する情報は、www.cadence.com をご参照ください。



Virtuosityとは

Virtuosityは、あまり知られていない、だけれども、とても便利なソフトウェアやドキュメントの改善、Virtuosoのエキサイティングな新機能に光を当てる最も多く閲覧され、評価されてきたブログ・シリーズです。

私たちはいま、引き続きこのシリーズのスコープを拡張しています。従来からのブロガーやエキスパートによる情報発信に加え、Virtuosoに関連するトピックを広く網羅することで新次元の情報を提供します。そしてさらに、それらを発展させていきます。最新のVirtuosityの投稿に関する通知を受け取るには、ページ上部にあるSubscriptionsボックスにアクセスし、emailアドレスを入力してSUBSCRIBE NOWをクリックしてください。

Happy Reading!

Priyanka

Translator: Yoko Watanabe