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Virtuoso Meets Maxwell: つながること!

13 Jul 2021 • Less than one minute read

 Virtuoso Meets Maxwell はVirtuoso RFソリューションとVirtuoso MultiTechの機能及びその潜在能力の紹介を目的としたブログの連載です。ではどのようにVirtuosoがMaxwellと出会うのでしょうか。現在、VirtuosoプラットフォームはRF設計をサポートしており、RF設計者は物理的な放射の影響をマクスウェルの方程式で測ります。この連載では、有益なソフトウェアの改善点にスポットを当てて解説するだけでなく、VirtuosoのIC-パッケージ設計環境内の様々なツールの知識や経験についてRF、マイクロ波、及び高周波設計の視点から様々なブロガーや専門家の声をお届けします。月曜日に投稿されますのでチェックしてみてください。

Virtuoso RFソリューションの強みの一つに複数のファブリック間の接続を取り扱えるという点があげられます。先日、皆様がお使いのICツールの機能拡張が行われ、マルチファブリックなシステムの接続が統一的に取り扱えるようになりました。パッケージからICへの物理的な接続をトレースすることができ、接続チェック機能を用いてレイアウトのネットがスケマティックのネットと合っているかどうかをチェックすることができます。

Edit-in-Concert

最初のステップはEdit-in-Concertを使ってデザインを開くことです。このモードではVirtuoso RFソリューションが、Die Export機能を使って指定したバンプを通して、デザイン中の全ての部品を接続します。このプロセスの詳細については私の以前のブログエントリーである Bumps, Bumps… Where Are My Bumps? を参照してください。

Edit-in-Concertではデザイン中の各ファブリックはそれ専用のタブで取り扱われ、システム上の実際の見え方でそのデザインが表示されます。次のイメージはPAMODULE設計の中のMMICタブを示しています。明るく表示されている部分がフェースアップの状態で表示されているMMICのレイアウトで、暗く表示されている部分はシステム上のその他の図形となり、その周囲の状態を示しています。暗く表示されている図形はこのタブ内では編集できません。

パッケージからICまでのネットのトレース

下図のPAMODULEタブではMMICはフリップされフェースダウンの状態で置かれ、さらに回転されています。パッケージからMMICへのネットが紫とオレンジのハイライトで表示されています。これらは下図に示すNet Traceツールバーの最初のボタンであるAdd Physical Traceボタンを使って一つずつ追加されたものです。3番目のボタンを使ってTrace Managerを開きハイライト色を見えやすい色に変更することができます。また、Trace Managerでトレース表示のオン・オフやある特定ネットの削除も行うことが出来ます。このようにしてパッケージ上のあるピンやBGAボールからIC中のトランジスタのゲートに至るまで全てのパス上のネットをはっきりと見ることができます。

クロスファブリックなチェックの実行

ICADVM20.1 ISR18では、レイアウトのコネクティビティをその対応するスケマティックに対してチェックする新しい機能が導入されました。下に示すようにModuleメニューからチェッカーを起動します。まだEdit-in-Concertモードでない場合は自動的にEdit-in-Concertモードになります。

チェックが実行されると、エラーを見つける手助けをするためのCross Fabric Check Controlフォームが開きます。Controlフォーム中の数値をクリックすると該当するタブに自動的に切り替わり、それに対応するAnnotation Browserタブが表示されます。このようにして、ひとつの集中コンソールからデザイン全体にわたって容易にエラーを特定しクリーンアップすることができます。

Controlフォームと並べてテキストのレポートも表示することができます。それには発見されたエラーに関する詳細が表示され、必要な情報が明確にかつ簡潔にまとめられていることがお分かりいただけると思います。

Virtuoso RF環境におけるこれら2点の改善がお客様の "つながること" のお役に立てることを願っております!

Net TracerとCross Fabric Checkに関する詳細な使用法をまとめたRapid Adoption Kit (RAK) の登場にご期待ください。

関連資料

 Datasheet

Virtuoso RF Solution

What's New in Virtuoso

 Video

Virtuoso RF Solution: Using the Edit-in-Concert Mode to Edit Die Packages and Layouts

CadenceTECHTALK ミックスシグナル・カスタムIC設計セミナー メソドロジー編

 Product Manual

Virtuoso MultiTech Framework User Guide

Virtuoso RF Solution Guide

Virtuoso Electromagnetic Solver Assistant User Guide

 Free Trials

Virtuoso RF Solution - Module Layout with Edit-in-Concert

Virtuoso RF Solution - EM Analysis

Cadenceの回路設計用製品とサービスに関する情報についてのさらなる情報はwww.cadence.comをご参照ください。

Virtuoso Meets Maxwellについて

Virtuoso Meets Maxwellの連載では、設計者が設計者として生き抜くための設計プロセスの再構築と最適化にフォーカスする形で次世代のダイ、パッケージ、ボードの設計フローに関する投稿を行っています。ご注目ください!

Brian LaBorde

Translator: Kazuyuki Tateishi

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ご質問や一般的なフィードバック、または今後のブログ・トピックのご提案は、日本ケイデンス フィールド・マーケティング部 cdsj_info@cadence.com までメールでお問い合わせください。