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Virtuoso Meets Maxwell: 回路図ドリブンのフローでセルを除外する

14 Mar 2023 • Less than one minute read

 'Virtuoso Meets Maxwell' はVirtuoso RF ソリューションとVirtuoso MultiTechの機能及びその潜在能力の紹介を目的としたブログの連載です。ではどのようにVirtuosoがMaxwellと出会うのでしょうか。現在、VirtuosoプラットフォームはRF設計をサポートしており、RF設計者は物理的な放射の影響をマクスウェルの方程式で測ります。この連載では、有益なソフトウェアの改善点にスポットを当てて解説するだけでなく、VirtuosoのIC-パッケージ設計環境内の様々なツールの知識や経験についてRF、マイクロ波、及び高周波設計の視点から様々なブロガーや専門家の声をお届けします。月曜日に投稿されますのでチェックしてみてください。

複雑な設計では、RC抽出に基づく手法と、予測可能なシミュレーションを保証するための電磁界解析を組み合わせたソリューションが必要です。そのため、デザインのRCパーティションとEMパーティションを正確に定義し、効率的なパーティショニング手法を持つことが重要です。

Virtuoso Electromagnetic Solverアシスタントは、ゴールデンのデザインを変更することなく、回路を分割するスマートな機能を提供します。実際、EMソルバー(EMXまたはClarityソルバー)でシミュレーションする必要があるパッシブ・インスタンスとネットを階層的に選択し、回路のアクティブな部分はQuantus Extraction Solutionで抽出されます。これは、schematic-driven flowと名付けられています。

しかし、EMパーティションの定義は些細なことではありません。特に、設計が非常に緻密で、パッシブ・インスタンス/ネットがデザインのどの階層にも存在するトップレベルのシミュレーションでは、強い意識と精度が要求されます。

回路図ドリブンのフローにおけるEMモデルの選択で問題となるのは、パッシブ・ブロックに分類されるインスタンスがあっても、そのインスタンスにmimCap、MoMcaps、その他のPDKデバイスなど、EMシミュレーションから除外する必要があるものが含まれている場合です。

mim/MoM容量は、以下の理由から慎重に扱う必要があります。

  • MOMcapは非常に高密度のメッシュを必要とするため、同じメッシュサイズをジオメトリ全体に適用すると、シミュレーション全体のパフォーマンスに影響を与えます。
  • mimCAPの場合、PDKは通常、回路シミュレータで統計解析を行うために使用できる、よく特性化されたモデルを提供します。

そのため、設計者はパッシブ・ブロックの一部である組み込みインスタンスを含めたり除外したりする柔軟性を必要としています。このブログでは、回路図ドリブンのフローでセルを除外する機能 “Exclude Cell” を使用する方法を説明します。

次のようなテストケースで考えてみましょう。インスタンスI0は、EMモデルで選択されたフィルターです。

インスタンスI0は5つの端子を持つので、5つのポートが期待されます。

しかし、インスタンスI0は、Baluns、mimCAP、および内部ネットで構成されています。目的は、EMシミュレーションからmimCAPインスタンスを除外し、ポストレイアウト・シミュレーションにPDKモデルを使用することです。

解決策は、Electromagnetic Solverアシスタントで利用できる Use Exclude Cells オプションです。

これにより、次の画像のように、選択したライブラリからセルのリストが表示されます。

  

除外するセルが指定されると、EM Solverアシスタントは、EM extractedビューの生成で正しい接続性を保つために、除外されるセルの端に必要な正確なポートをきちんと処理します。 

次に、ポートを再生成する必要があります。下図でわかるように、ポートは正しく生成されます:

  • インスタンスI0用の5つのポート
  • 2つのmimCAPインスタンスCLとCRに4つのポート(インスタンスごとにPLUS/MINUSの2つのポート)

最後のステップはemsolver_extractedビューの生成です。コネクティビティは期待通りです。ポート・インスタンスは、除外されたmimCAPインスタンスに接続されています。

関連リソース

 Datasheet

Virtuoso RF Solution

What’s New in Virtuoso

 Product Manual

Virtuoso MultiTech Framework User Guide

Virtuoso RF Solution Guide

Virtuoso Electromagnetic Solver Assistant User Guide

 Free Trials

Virtuoso RF Solution - Module Layout with Edit-in-Concert

Virtuoso RF Solution - EM Analysis

Cadenceの回路設計用製品とサービスに関する情報についてのさらなる情報はwww.cadence.comをご参照ください。

Fadoua Gacim
Translator: Yoko Watanabe

お問い合わせ

ご質問や一般的なフィードバック、または今後のブログ・トピックのご提案は、日本ケイデンス フィールド・マーケティング部 cdsj_info@cadence.com までメールでお問い合わせください。

Virtuoso Meets Maxwellについて

Virtuoso Meets Maxwellの連載では、設計者が設計者として生き抜くための設計プロセスの再構築と最適化にフォーカスする形で次世代のダイ、パッケージ、ボードの設計フローに関する投稿を行っています。ご注目ください!

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