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Virtuoso Meets Maxwell: EMX Planar 3D Solverでのメッシュの確認

10 Oct 2023 • Less than one minute read

 'Virtuoso Meets Maxwell'はVirtuoso RFソリューションとVirtuoso MultiTechの機能及びその潜在能力の紹介を目的としたブログの連載です。ではどのようにVirtuosoがMaxwellと出会うのでしょうか。現在、VirtuosoプラットフォームはRF設計をサポートしており、RF設計者は物理的な放射の影響をマクスウェルの方程式で測ります。この連載では、有益なソフトウェアの改善点にスポットを当てて解説するだけでなく、VirtuosoのIC-パッケージ設計環境内の様々なツールの知識や経験についてRF、マイクロ波、及び高周波設計の視点から様々なブロガーや専門家の声をお届けします。月曜日に投稿されますのでチェックしてみてください。

数か月前のブログで、私は電磁界解析シミュレーションにおけるポート定義の重要性について投稿しました。そのブログは、EMX Planar 3Dでのポート定義で読むことができます。

配線をメッシュ化する際に注意を払うことは、ポート定義と同じくらい重要です。メッシュの密度はEMシミュレーションにおいて精度とパフォーマンスのトレードオフに大きな役割を担います。Cadence EMX Planar 3D ソルバーは配線とビアのメッシュ密度をコントロールするためのオプションを提供し、デフォルトでは構造の規則性などのテクニックを使用してメッシュ処理を高速化します。メッシュ処理後、EMシミュレーション前にParaview や MATLAB などの様々なアプリケーションを使用して結果を確認することができます。しかし、Virtuoso Studio のビューアではどうでしょうか?これにお応えして、Virtuoso Studioでは3Dメッシュビューアを提供しています。今回ブログでは、このビューアにおけるいくつかの機能と、EMシミュレーションを実行する前にメッシュの品質を確認する方法について説明します。

Virtuoso Studio の 3Dメッシュビューアは、EM Assistant Toolbarの Open Run アイコンから Generate Meshを実行すると自動的に表示されます。また、View 3D Meshを使用して、デザインに対してメッシュ処理された結果だけを表示することもできます。

  

以下に示す例では、モデルに 2つのインダクタとそれに接続されたメタル配線とビアが含まれています。メタル配線を3Dでモデル化し、ビアの容量とインダクタンスも含めて、これらがモデル化されるように設定を行いました。

マウスの左ボタンをクリックしながら動かすことで3Dのデザインを回転し、スクロール ホイールを使用してズームイン/ズームアウトをすることができます。

もし3D ビューアの操作に慣れていない場合、ビューアのツールバーにクイックアクセスできるビューポート コントロールのコレクションがあるので3D操作を簡単に行うことができます。これらによって、拡大表示を維持しながら、デザインの上部、底部、側面、またはコーナーが表示できるようになります。

キャンバスの左側にあるレイヤーアシスタントを使用してレイヤーの表示/非表示を切り替えることができ、他のレイヤーの陰に隠れているメタル配線を簡単に表示できるようになります。

ショート/オープンをチェックしたい場合、レイヤーアシスタントを使用してモデル内のネットに色を付け、接続を確認することができます。

同じインターフェイスを使用して、特定ネット自体の表示を切り替えることもできます。

ポート定義の話に戻りますが、3D ビューアを使用するとポートの配置と構造を視覚化したり、ポートインデックスの表示を制御したりすることがとても簡単になります。このブログで掲載した3Dビューアのキャプチャを見ると、モデルに含まれているポートの名前が表示され、ポートの位置にテキストが打たれています。

補足:ポートインデックスを表示するには、EMX6.1以降のバージョンが必要です。ポートインデックスを拡大すると、ポート自体の詳細が確認できます。

キャパシタC0 に接続されたメタル配線のエッジポート:

インダクタ L0 のピンに付けられたインターナルポート:

ポートの構造と位置を確認後、アイコンをクリックして表示をオフにすることができます。ワイヤフレーム、表面の構造、方向軸の表示設定も、デフォルトのツールバーで制御できます。これらすべての機能により、メッシュの表示と調整がとても簡単な作業になり、EM モデルの全体的な品質が向上します。

Virtuoso 3D ビューアの概要が理解できたと思うので、次はVirtuoso RF ソリューションの全体的な機能を詳しく見てみましょう。我々のお客様からは、EMXソルバーの比類ないパフォーマンスと精度に加え、使い勝手の向上により電磁界解析フローが大幅に改善されたと報告をいただいています。詳細については、担当AEにお問い合わせいただくか、このブログの関連リソースセクションにあるFree Trialsのリンクをクリックして、Virtuoso RF ソリューションのクラウドベース無料トライアルに登録してください。

また、Virtuoso RF ソリューションの製品ページもチェックしてみてください。

Virtuoso RF Solution Product Information

更新されたブログを定期的にチェックいただき、見逃した可能性があるブログについては、Virtuoso Meets Maxwell ブログ シリーズを参照してください。

kfullerton
Translator: Osamu Chiba

関連リソース

 Datasheets

Virtuoso RF Solution

Virtuoso Heterogeneous Integration

 Product Manuals

Virtuoso MultiTech Framework User Guide

Virtuoso RF Solution Guide

Virtuoso Electromagnetic Solver Assistant User Guide

 Free Trials

Virtuoso RF Solution - Module Layout with Edit-in-Concert

Virtuoso RF Solution - EM Analysis

Virtuoso RF Solution - Physical Implementation Flows

Cadenceの回路設計用製品とサービスに関する情報についてのさらなる情報は www.cadence.com をご参照ください。

お問い合わせ

ご質問や一般的なフィードバック、または今後のブログ・トピックのご提案は、日本ケイデンス フィールド・マーケティング部 cdsj_info@cadence.com までメールでお問い合わせください。

Virtuoso Meets Maxwellについて

Virtuoso Meets Maxwellの連載では、設計者が設計者として生き抜くための設計プロセスの再構築と最適化にフォーカスする形で次世代のダイ、パッケージ、ボードの設計フローに関する投稿を行っています。ご注目ください!

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