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Virtuoso Meets Maxwell: Virtuoso RF SolutionのAssisted Flowの完成

30 Aug 2022 • 1 minute read

 'Virtuoso Meets Maxwell' はVirtuoso RF ソリューションとVirtuoso MultiTechの機能及びその潜在能力の紹介を目的としたブログの連載です。ではどのようにVirtuosoがMaxwellと出会うのでしょうか。現在、VirtuosoプラットフォームはRF設計をサポートしており、RF設計者は物理的な放射の影響をマクスウェルの方程式で測ります。この連載では、有益なソフトウェアの改善点にスポットを当てて解説するだけでなく、VirtuosoのIC-パッケージ設計環境内の様々なツールの知識や経験についてRF、マイクロ波、及び高周波設計の視点から様々なブロガーや専門家の声をお届けします。月曜日に投稿されますのでチェックしてみてください。

前回のブログ「既存SiPファイルのVirtuoso RF Solutionへの取り込み」では、ICADVM20.1 ISR25のVirtuoso RF Solutionで強化された新しい機能についてお話しました。ブログの最後に、Virtuoso RF SolutionのAssisted Importフローに対応したSiPファイルをVirtuosoプラットフォームにインポートする、Fully Assisted Roundtripフローについてお伝えしました。今回のブログでは、Fully Assisted Roundtripフローの仕組みについて検証してみましょう。

前回のブログのおさらいですが、Assistedフローとは何でしょうか?Assistedフローは、Virtuoso RF Solutionからのアップデートを元のSiPファイルにインクリメンタルに反映させながら、SiPファイル固有の制約やその他のデータをすべて保持し維持するものです。Virtuoso RF Solutionで行われた変更のみがSiPファイルに反映されます。この変更には、ダイフットプリントの更新、ネットリストの変更、SMDコンポーネントの追加、配線の編集が含まれます。

前回のブログでは、Assisted Exportを使用して、エクスポートしたダイフットプリントデータを使用して、リマスターしたレイアウトでSiPを更新する方法をご覧いただきました。ダイフットプリントレイアウトを用いたリマスタリングとは、パッケージデザインをVirtuoso RF Solutionと互換性を持たせることを指します。そして、アップデートされたフットプリントでSiPファイルを更新しました。

このインクリメンタルに更新されたSiPファイルに対して、パッケージ設計者がモジュールに変更を加えたと仮定しましょう。ある時点で、Virtuosoの設計者は、SiPファイルをインポートして、どのような変更が行われたかを確認し、視覚的に解析するか、クロスファブリック抽出を使ってEMシミュレーションを実行するか、またはその両方を実行したいと思うでしょう。

AllegroからのAssisted Import

このユーティリティは、パッケージレイアウトがVirtuoso RF Solutionと互換性を持つようになった場合に、SiPで行った変更をインポートするために使用されます。また、変更内容を把握し、Virtuoso RF Solutionの既存のライブラリとの整合性をとることができます。

パッケージライブラリから、リファレンスレイアウトと呼ばれる最新のレイアウトを開く必要があります。

レイアウトを開いたら、プルダウンメニューのModule > Assisted Flow > Import Design Updateを使用します。

フォームのFile NameフィールドにインポートしたいSiPファイルを入力します。Layout Referenceセクションはグレーアウトされています。これは、AllegroからAssisted Importを開いて呼び出したセルです。インポートされたライブラリは、ソースとの照合、Layout vs Abstractチェック、その他のチェックを実行できるステージングライブラリです。デフォルトの名前はimportedLibです。

SiP Layout OptionからAssisted Importを使用した後、リファレンスライブラリでレイアウトを作成する前に、追加のチェックを行うことができます。

SiP Layout OptionからAssisted Importを使用すると、インポートされたlayout viewが自動的に開かれます。Annotation Browserを開くと、AllegroLayoutImportという新しいタブが表示されます。次の画像では、VRF Different AbstractとVRF Non Saved to Reference Libraryが表示されています。SiP Layout Optionで移動したバンプがあり、リファレンスレイアウトのバンプと比較するとAllegroLayoutImportタブにフラグが立っています。SiP Layout Optionで変更したバンプをインポートする場合は、VRF Different Abstractのショートカットメニューで更新してください。更新しない場合、リファレンスライブラリでレイアウトを作成する際にバンプの変更は無視されます。

その前に、インポートしたレイアウトをリファレンスレイアウトと比較するために、レイアウトを検査する必要があります。これを行うには、プルダウンModule > Assisted Flow > Compare with Reference Designを使用します。

Annotation BrowserのMiscタブで、2つのレイアウトの違いを確認することができます。リファレンスレイアウトを開くと、2つのレイアウトが同期しており、互いに重なり合っているため、一方のダイの背景にもう一方のダイのハローが見えることがわかります。

比較する機会があり、レイアウトが承認されたと考えられるので、Annotation BrowserのAllegroLayoutImportタブをクリックします。VRF Non-Saved to Reference Libraryを選択し、ショートカットメニューでCreate Layout In Reference Libraryオプションを選択します。

フォームのLibrary NameとCell Nameは、リファレンスレイアウトに使用されたものと同じライブラリとなります。DMを使用している場合、レイアウトのバージョンを作成するためのダイアログを開くレイアウトのView Nameを指定する必要があります。それ以外の場合は、新しい名前を指定することができます。デフォルトはlayout_sipです。

さて、これで一往復しましたね。前回のブログ「既存SiPファイルのVirtuoso RF Solutionへの取り込み」で説明したように、Allegroにエクスポートしました。このブログでは、Allegroプラットフォームからインポートする方法を説明しました。このフローは、ダイバンプの更新がすべて完了し、すべての解析が完了するまで、何度でも繰り返すことができます。

この2つのブログがお役に立ち、ICADVM20.1 ISR25がAssisted Flowにいかに強力であるかをご理解いただけたと思います。

関連資料

 Datasheet

Virtuoso RF Solution

What’s New in Virtuoso

 Product Manual

Virtuoso MultiTech Framework User Guide

Virtuoso RF Solution Guide

Virtuoso Electromagnetic Solver Assistant User Guide

 Free Trials

Virtuoso RF Solution - Module Layout with Edit-in-Concert

Virtuoso RF Solution - EM Analysis

Virtuoso RF Solution - Physical Implementation Flows

Cadenceの回路設計用製品とサービスに関する情報についてのさらなる情報はwww.cadence.comをご参照ください。

Kerry Judd
Translator: Yoko Watanabe

お問い合わせ

ご質問や一般的なフィードバック、または今後のブログ・トピックのご提案は、日本ケイデンス フィールド・マーケティング部 cdsj_info@cadence.com までメールでお問い合わせください。

Virtuoso Meets Maxwellについて

Virtuoso Meets Maxwellの連載では、設計者が設計者として生き抜くための設計プロセスの再構築と最適化にフォーカスする形で次世代のダイ、パッケージ、ボードの設計フローに関する投稿を行っています。ご注目ください

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