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Sigrity and Systems Analysis
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2025年4月リリース、Sigrity and Systems Analysis 2024.1 HF2 新機能ハイライト

12 May 2025 • 3 minute read

Sigrity and Systems Analysis (SIGRITY/SYSANLS) 2024.1 HF2リリースが Cadence Downloads. サイトからダウンロード可能となりました。このリリースで改修された項目は、インストールに含まれているREADME.txtをご参照ください。

SIGRITY/SYSANLS 2024.1 HF2

ここにSIGRITY/SYSANLS 2024.1 HF2リリースの主要なアップデート内容をいくつかリストしました。このリリースに含まれる全ての新機能・改善機能に関するより詳しい情報は、次のドキュメントをご参照ください: Sigrity Release Overview and Common Tools What's New.

Supported Platforms and Operating Systems

Platform and Architecture X86_64 (lnx86) Windows (64 bit)
Development OS RHEL 8.4 Windows Server 2022
Supported OS

RHEL 8.4 and above
RHEL 9
SLES 15 (SP3 and above)
Rocky 8.9
Rocky 9.2

Windows 10
Windows 11
Windows Server 2019
Windows Server 2022

Note: Cadence は Rocky/Alma/CentOS Linux に対しては限定的サポートのみを提供し、Rocky/Alma/CentOS Linux におけるエラーやバグについては一切責任を負いません。

Systems Analysis 2024.1 HF2

Clarity 3D Solver と Celsius Studio の共通機能

  • マテリアルライブラリの暗号化 : 機密データを確実に保護するため、マテリアルライブラリファイルの暗号化がサポートされました。暗号化の状態においては、マテリアルライブラリファイルの内容は、適切な復号化を行わない限り読み取りや変更ができない形式にエンコードされます。暗号化されたマテリアルファイルを Material Manager ウィンドウに読み込むと、マテリアル名のみが表示され、マテリアルの詳細は非表示のままとなります。

Clarity 3D Solver

  • Cut and Stitch Flow フローにオプションを追加 : Clarity 3D LayoutのCut and Stitchフローに、 Extrude and Reference Plane Shift Distance オプションが追加されました。このオプションを使用すると、Wave Portのリファレンスプレーンを指定距離分だけ押し出し、シフトできます。また、Optionsダイアログボックスの Cut and Stitch Options メニューには、Wave Portのオプションのみが含まれるようになりました。
  • Optimality Intelligence System Explorer の機能強化 : Clarity 3D Layout の Optimality Intelligence System Explorerには、X-Hatch およびコンポーネントをベースとした最適化テンプレートが追加され、パラメータを自動生成できるようになりました。また、 RMSEEqual, RMSEGreater, RMSELess オプションは、それぞれ  =, >,  < オプションに置き換えられました。さらに、Target Editorウィンドウにいくつかの新しいエラーメトリクスが追加されました。
  • 最適化のための AMM Library Modelsインポートの追加サポート : Clarity 3D Layout の Optimality Intelligence System Explorer は、最適化のためにAMM Library ModelsをComponent Managerにインポートすることをサポートします。
  • Capacitance and Inductance Extraction ワークフローにおけるポストプロセスの機能強化 :
    • Clarity 3D Layout Capacitance Extraction ワークフローを使用すると、ポストプロセスビューで電荷密度と電界 (Er) の結果をプロットできます。
    • Clarity 3D Layout Inductance Extraction ワークフローに、1 つ以上の曲線をファイル ( .ind) に保存する機能が追加されました。これはポストプロセス ビューで R/L/C/G vs Freq プロットの比較に利用できます。
  • Advanced Postprocessing オプションをSimulation Toolbarに追加 : Clarity 3D Workbench のシミュレーション ツールバーに3 つの新しいポストプロセスオプションが追加されました。アダプティブメッシュのリファインメント後に生成された最終メッシュの表示、シミュレーション実行後の初期メッシュの表示、および Broadband SPICE の外部インスタンスでの S パラメータ結果表示が行えます。
  • パラメトリック・スイープの結果へのアクセスを改善 : Clarity 3D Workbenchでは、パラメトリック・スイープ後に生成される複数の.R3Dファイルへの容易なアクセスを可能にします。これらのファイルへのアクセスは、ポストプロセスビューで一つずつ個別にロードする代わりに、プロジェクトパネルの Results サブツリーから Field-Plot オプション を右クリックすることでアクセスできます。

詳細については、 Cadence Support ポータルの Clarity 3D Layout User Guide および Clarity 3D Workbench User Guide を参照してください。

Celsius Studio

  • Power Mapインポート時のデバイス名のプレビュー : Celsius LayoutでPower Mapファイルをインポートする際、デバイス名とそのアウトラインをプレビューして正しいデバイスがマッピングされていることを確認できます。 プレビューパネルの Devices Selection ボタンをクリックすると、利用可能なすべてのデバイスが一覧表示されます。プレビューしたいデバイス名を選択すると、プレビューパネルにデバイス名とそのアウトライン情報が更新されます。
  • 最適化パラメータとしての境界条件 :  Celsius Layoutでは、境界条件を手動で定義する際に、熱伝達係数(HTC)などの境界条件を最適化パラメータとして追加できます。 この機能をサポートするため、 Setup Boundary Conditions タブに Add Optimization Parameter オプションが追加されました 。
  • Optimalityの機能パラメータとしてのE-Results : Celsius Layoutでは、IRドロップ、電流密度、抵抗などのE-ResultsをOptimalityによる最適化での機能パラメータとして割り当てることができます。Resistance Measurement Generation ワークフローで抵抗測定設定を構成する際に、抵抗を機能パラメータとして追加できます。同様に、ET Co-Simulation ワークフローでVRMとシンクを設定する際に、その他のE-Resultsを機能パラメータとして追加できます。
    Optimalityでのフィールド プロットとサマリー結果の読み込み : Celsius 3D Workbench でOptimalityによる最適化を実行した後、 コンテキスト メニューのLoad Field-Plot または Load Summary Result オプションを使用して、各イタレーションのフィールド プロットまたはサマリー結果を直接表示できます。

詳細については、 Cadence Support ポータルの Celsius 3DIC User Guide, Celsius Layout User Guide および Celsius 3D Workbench User Guide を参照してください。

Sigrity 2024.1 HF2

PowerSI

  • パフォーマンスメトリクスの分析 : PowerSIのS-Parameter AssessmentワークフローをOptimality Explorerと一緒に利用した場合、この新機能により、テスト対象デザインの結果とOptimality Explorerによる最適化結果を比較・分析できます。これにより、このデザインを最適化された構造に変更することで得られる電気的な改善点について、より詳細な情報が得られます。

詳細については、 Cadence Support ポータルの PowerSI User Guide を参照してください。

Sigrity Release Team

 

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Author: SigrityReleaseTeam

Translator: Ikue Yoshizaki

このブログの英語版は こちら より