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Community PCB解析/ICパッケージ解析 Sigrity / Systems Analysis 2022.1 リリース

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Sigrity and Systems Analysis
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Sigrity SPEEDEM
Clarity 3D Solver

Sigrity / Systems Analysis 2022.1 リリース

7 Mar 2022 • 1 minute read

Sigrity & Systems Analysis (SIGRITY/SYSANLS) 2022.1 リリースがCadence Downloadsサイトからダウンロード可能となりました。このリリースで改修されたCCR項目については、インストールフォルダに含まれているREADME.txtをご参照ください。

SIGRITY/SYSANLS 2022.1

SIGRITY/SYSANLS 2022.1リリースの主要なアップデート内容をいくつかリストしました。

このリリースに含まれる全ての新機能・改善機能に関するより詳しい情報は、Sigrity Release Overview and Common Tools What's New をご参照ください。

Platform Support Matrix Update

Sigrity/SYSANLS 2022.1 リリースでは、RHEL 6.5(およびそれ以降、RHEL 7.3まで)、SLES 11、およびWindows 2012 Server(すべてのサービスパック)のサポートは終了しました。以下の表は、サポートされているプラットフォームマトリックスを示しています。:

Platform

Linux x86

(64-bit)

Microsoft Windows

(64-bit)

Architecture X86_64 X86_64
Supported OS

RHEL 7.4 and later

RHEL 8

SLES 12

Windows 10

Windows 2016 Server (all service packs)

Windows 2019 Server

お知らせ : 2022年3月に、Allegro CanvasからPowerSI/Clarityエンジンによる直接の自動抽出をサポート

新しいワークフローが、OrCAD® およびAllegro®17.4-2019 QIR4 [HF28 March 2022] リリースでSigrity Auroraと統合され、大幅に簡素化されたインターコネクトモデル自動抽出(IME)が可能になります。 PowerSIおよびClarityエンジンは、この新しいワークフローを容易にするために、Sigrity and Systems Analysis2022.1ベースリリースで拡張されました。

Sigrity Aurora IIとSigrity PowerSI II およびClarity 3D Solverの実行ライセンスを持つWindowsユーザーは、次の2つのリリースがインストールされている場合、この統合の恩恵を受けることができます :

  • OrCAD® and Allegro® 17.4-2019 QIR4 [HF28 March 2022]
  • Sigrity and Systems Analysis 2022.1 base release

Systems Analysis 2022.1

Celsius Thermal Solver

  • Material Managerに追加された粘弾性材料特性 :
    材料の粘弾性特性を定義して、応力と温度に関する構造応答を調べることができます。 Celsiusでの粘弾性特性は、以下のProny級数の計算式で表されます :

ここで、G0は瞬間せん断弾性率、Giは緩和係数、τiは緩和時間になります。

  •  温度依存の散逸カーブ曲線の追加 :
    CelsiusのSolid Objects Simulation for 3D StructuresとFluid Flow Simulationモジュールで温度依存の散逸カーブ曲線を定義できるようになりました。 静的2D (Static)や3D熱源の電力を指定するときに、この曲線データを使用できます。
  • プロットのエンハンスメント :
    使いやすさを向上させるために、Celsius のSolid Objects Simulation for 3D StructuresとFluid Flow Simulationモジュールのシミュレーション結果プロットに次の改善が加えられました。
    • すべてのカーブ曲線を異なる色でプロット
    • コンテキストメニューのExport CSVオプションを使用して、カーブ曲線の結果を.csvファイルにエクスポート
    • 軸をダブルクリックし、X軸とY軸に新しい値を指定することで、プロット軸のスケールを更新
  • Solver OptionsフォームのTask Assistantの実装 : 
    Task Assistantと呼ばれる新しいヘルプツールが、CelsiusのFluid Flow SimulationモジュールのSolver Optionsフォームに実装されました。Task Assistantは、現在実行しているアクションのコンテキストでタスクの概要を提供します。シミュレーション実行のソルバーオプションを設定するときに頭に浮かぶ可能性のある“how to”質問のヘルプ情報を提供します。
  • スイープパラメータのエンハンスメント :
    CelsiusのSolid Objects Simulation for 3D StructuresとFluid Flow Simulationモジュールでは、パラメータ化のサポートが拡張され、境界条件と材料特性に加えて、他オブジェクトが含まれるようになりました。パラメータ化をサポートするオブジェクトと境界条件は、静的電力(Static Power)と温度、熱伝達係数(HTC)、VRM /Sink、コンポーネント熱モデル、表面/体積のシード、およびシミュレーションオプションです。さらにFluid Flow Simulationモジュールでは、流体抵抗、チャンバーとシャーシの属性、ファン(構造や冷却)のプロパティ、メッシュ・リファインメント、および液体冷却のパラメータ化をサポートします。


詳細については、Cadence Support Portal に公開されている Celsius Thermal Solver User Guide をご参照ください。

Clarity 3D Solver

  • 新しいメッシュアルゴリズムの導入 : 
    Clarity 3D Layoutは、新しいメッシュアルゴリズムLMeshをサポートします。LMeshは、XMeshよりもはるかに高速で、層構造(PCB, PKG, インターポーザー/IC)向けの仕様となっています。
  • エリアポートのエンハンス :
    Clarity 3D Layoutのエリアポート設定で、水平Lumpedポートまたは同軸ポートとして定義できるようになりました。+のノード間の距離も指定できるようになり、2つの+のノード間の距離が指定された値の範囲内にある場合、ポートの作成はそのうちの1つのみに設置されます。
  • Clarity 3D Workbench向けに開発されたポストプロセスGUI :
    フィールド量の視覚化エンハンスで3Dオブジェクトのスライス、ライン、ポイントへのプロットなどの操作実行や複数フィールド量をプロット可能な新しいGUIが利用可能になりました。従来のフィールドプロットの全機能は、新しいポストプロセスGUIに移行されました。新しいポストプロセッサは、大きな.R3Dファイルとデザインを簡単に処理できるようになり、ポートや周波数の変更、レガシーフローで操作を実行する際のGUIレイテンシを克服します。
  • Clarity 3D Workbenchに追加されたWave Portサポート : 
    Clarity 3D Workbenchは、Wave Portをサポートするように拡張されました。Wave Portは、断面が波面と同じ半無限導波管からの励起を表します。励起フィールドパターンは断面積から計算されるため、集中ポートよりも正確です。結果として、実際の励起に近く、追加の寄生効果を導入しません。
  • 3Dコンポーネントに関するアップデート :
    Clarity 3D Workbenchのポストプロセスにおいて、暗号化された3Dコンポーネントの非表示パーツのメッシュとフィールドの結果が表示されなくなりました。これにより、ベンダー企業は、設計の内部の詳細を隠したコンポーネント(3Dコンデンサ、3Dインダクタ、3Dコネクタ、既製のアンテナなど)を共有する際のIPを保護でき、同時に顧客は、そのコンポーネントを使用した3DEMシミュレーションが実行できます。

詳細については、Cadence Support Portal に公開されている Clarity 3D Layout User Guide ならびに Clarity 3D Workbench User Guide をご参照ください。

Sigrity 2022.1

Sigrity SPEEDEM 

  • Sパラメータ解析メソドロジーのエンハンス :
    Sパラメータモデルを使用した解析メソドロジーが強化され、実行時間が短縮されました。実際のケースによっては、パフォーマンスの向上が最大50%向上する可能性があります。
  • スパース行列SPICE回路アルゴリズムのエンハンス : 
    スパース行列のSPICE回路に使用されるアルゴリズムは、新しいマルチスレッドアーキテクチャとマトリックスパーティションソルバーによって強化されています。これは、スパース行列のSPICE回路シミュレーション速度を2〜4倍向上させるのに役立ちます。

詳細については、Cadence Support Portal に公開されている SPEEDEM User Guide をご参照ください。

Layout Workbench Enhancements

  • ダイスタック機能の追加 :
    Layout Workbenchは、デザインのダイスタッキング情報を確認および編集可能なダイスタック機能をサポートするようになりました。デザインで、アタッチメントタイプ、方向、パッドの高さ、配置順序などのダイスタッキング情報を表示できるようになりました。さらに、この機能を使用すると、デザインの厚みをリアルタイムで編集および表示できます。

詳細については、Cadence Support Portal に公開されている SPD Layout User Guide をご参照ください。

Sigrity Release Team

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この記事に関するお問合せは、cdsj_info@cadence.com までお願いいたします。

Author: deeptik

Translator: Takuya Moriya

このブログの英語版は こちら より


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