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Community PCB解析/ICパッケージ解析 System Analysis Knowledge Bytes: Clarity 3D Workbenchとは…

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Sigrity and Systems Analysis
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Clarity 3D Solver

System Analysis Knowledge Bytes: Clarity 3D Workbenchとは?

7 Nov 2021 • 1 minute read

 System Analysis Knowledge Bytesブログシリーズでは、Cadence®が提供するシステム解析ツールの機能と可能性について説明しています。 このシリーズは、この分野での役立つ機能等に関する学識を提供することに加えて、システム解析に関連する知識と経験を共有するブロガーと専門家の意見を放送することを目的としています。

 

電気CADエンジニアは、自動車やIoTなどの業界向けの製品を設計します。そのタスクには、ICパッケージとプリント基板(PCB)との接合、ケーブルやコネクタなどの機械的構造とPCBとの接合などのパッケージングデザイン要素が含まれる場合があります。

デザイン全体が小さなエラーでも失敗する可能性があるため、デザインの作業中は細心の注意を払う必要があります。たとえば、3D CADジオメトリがインポートされて、PCBに正確に配置されていない場合、位置ズレが発生し、異常な解析結果になる可能性があります。言うまでもなく、締め切りに間に合わせるため、設計をより早く提供するために直面するプレッシャーです。

必要なのは、あなたの仕事を楽にするツールです。機械的構造をインポートして、正確な場所でPCBと接合できるようにするツール。形状の問題や位置ズレを簡単に修復できるツール。モデリングの柔軟性とシミュレーションの最適化を可能にするパラメーター化と方程式を使用して、ケイデンスのファイル形式と業界標準データを簡単にインポートできるツール。
そのようなツールは、世の中にあるのでしょうか・・?
はい、ここにあります! それはClarity3D Workbenchと呼ばれています!!

 Clarity 3D Workbenchとは?

Clarity 3D Workbenchは、電磁界やパワーエレクトロニクス解析向けに設計されたCadence Clarity 3D Solverソリューションの一部です。 Clarity 3D Solverは、Clarity 3D Layoutツールにも含まれています。

Clarity 3D Layoutは、ICパッケージおよびプリント基板のパワーインテグリティ(PI)およびシグナルインテグリティ(SI)解析用のSパラメータモデルを抽出するように設計されていますが、Clarity 3D Workbenchは、ケーブルやコネクタなどの機械構造をインポートすることができ、PCBと接合することができます。 これにより、基板からコネクタに交差する重要な3D構造をモデル化し、1つの構造として最適化することができます。

 

Clarity 3D Workbenchには、電気的な解析向けの3Dソリッドモデルを作成、編集、およびインポートするための3DメカニカルCAD GUIが組み込まれており、3D構造の編集や設計機能の3D表示を提供します。 また、これらのタスクは、より少ないメモリで実行することもできます。

ACIS、IGES、STEPなどの一般的なMCAD形式、およびCadence AllegroやSigrityフォーマットから設計データを取り込むことができます。

 

Clarity 3D Workbenchの利点

Clarity 3D Workbenchには多くの利点があり、その主なものは以下になります:

 使いやすいGUI

Clarity 3D Workbenchは、直感的で使いやすいGUIを提供して、仕事をよりシンプルにします。GUIの機能とコマンドは非常にシンプルで、デザインを簡単かつ効率的に作成および変更できます。

 

モデル分析と修復機能

他の幾何学的モデリングシステムからインポートされたモデルには、ACISエラー、またはダウンストリームアプリケーション側では受け入れられないエラーが含まれている場合があります。 Clarity 3D Workbenchは、そのようなエラーをキャッチする分析機能と、それらを自動的に解決する修復機能を提供します。

Analyze Entityダイアログボックスでは、パーツとトポロジの有効性を確認し、小さなパーツを検出し、ボディ間の関係を測定することで、選択したボディを分析できます。 一方、Heal Geometryダイアログボックスでは、データをインポートした後、またはエクスポートする前に、ジオメトリまたはトポロジに関連する問題を修正できます。

 

他フォーマットデザインのインポート

以下に示すように、複数のClarity 3D Layoutデータをインポートして、Clarity 3DWorkbench構造と合体することができます。

 

コンポーネントのインポートとエクスポート

3D設計は複数のコンポーネントで構成され、複数の設計者がこれらのコンポーネントの作成に関与します。自分で作成したコンポーネントを他の設計者と共有する必要がある場合が出てきます。Clarity 3D Workbenchを使用すると、コンポーネントのインポートとエクスポート、コンポーネントの暗号化、およびコンポーネントを編集可能にして、他の設計者も作業できるようにすることができます。Export Componentダイアログボックスでは、選択したパーツをコンポーネントファイルとしてエクスポート(ファイルの拡張子は.3dcomp)できます。

 

デザインの作成

Clarity 3D Workbench GUIを使用してデザインを作成することもできます。以下の入門ビデオでは、インセット給電パッチアンテナの形状を作成し、シミュレーション実行、シミュレーション結果を表示する方法を示しております。

Getting Started With Clarity 3D Workbench - Part 1 Part1では、3Dパーツを使用してインセット給電パッチアンテナの設計を作成する方法を示しています。
Getting Started With Clarity 3D Workbench - Part 2 Part2では、インセット給電アンテナのコンポーネントに材料、ネット、および境界条件を割り当てる方法を示します。
Getting Started With Clarity 3D Workbench - Part 3 Part3では、シミュレーションオプションの設定、コンピューターリソースの設定、シミュレーションの実行、およびシミュレーション結果の表示の方法を示します。

Related Resources

   Product Manual

Clarity 3D Workbench User Guide

  Online Courses

Clarity 3D Solver v2021 (Online)

Clarity 3D Solver Product Page

  Webinar

以下リンクのWebinarでは、Clarityについて紹介しております。

Introduction to Breakthrough Technologies Clarity (Webinar part 1)

ケイデンストレーニングサービスでは、人気のあるオンライントレーニングコースに無料の Digital Badges を提供するようになりました。詳細については、ブログ投稿 Take a Cadence Masterclass and Get a Badgeを参照してください。

 

このブログが、Clarity 3DWorkbenchの概要を把握するのに役立つことを願っています。これからもCadence Sigrity and Systems Analysisの世界で何が新しくなったのかを探求し続けていきます。Sigrity and Systems Analysis2021.1の最新の機能については、What's New in Sigrity and Systems Analysis 2021.1 HF3 (Japanese, 日本語) を確認してください。これからも楽しみながら読んで頂ければ幸いです!

Cadence Sigrity and Systems Analysis の製品とサービスに関する詳細は、 www.cadence.com をご参照ください。

この記事に関するお問合せは、 cdsj_info@cadence.com までお願いいたします。

Author: Rupesh Mainali

Translator: Takuya Moriya

このブログの英語版は こちら より


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