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Sigrity and Systems Analysis
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Sigrity 2021.1
Sigrity SPEEDEM
Layout Workbench

System Analysis Knowledge Bytes: Layout Workbenchへ移行したSPEEDEM

11 Jan 2022 • 1 minute read

 System Analysis Knowledge Bytesブログシリーズでは、Cadence®が提供するシステム解析ツールの機能と可能性について説明しています。 このシリーズは、この分野での役立つ機能等に関する学識を提供することに加えて、システム解析に関連する知識と経験を共有するブロガーと専門家の意見を広くお伝えすることを目的としています。

 あなたの人生の中で、いつか新しい地域の新しいアパートに引っ越すかもしれません。それには、大変な作業が伴いますよね? しかし同時に、新しいエコシステムに適応することに明確な利点があります。これは、まさにSigrityTM SPEEDEMTMテクノロジーのLayout Workbenchへの移行と同じです!

 すでにご存知かもしれませんが、Sigrity SPEEDEMは、さまざまな解析ワークフローを備えたICパッケージおよび/または基板解析用のレイアウトベースの有限差分時間領域(FDTD)シミュレーションツールになります。広範囲のシグナルインテグリティ、パワーインテグリティ、および電磁干渉(EMI)検証をユニークに実行することもできます。ICパッケージ全体とプリント回路基板(PCB)デザインの過渡解析を実行するエンジニアの場合、SPEEDEMを選択するのが自然です。次の図は、SPEEDEMのユニークな機能の一部を示しています:

以前のSPEEDEMでは、スタックアップ情報や電源とグラウンドネットの定義などのセットアップ情報を他解析ツールと交換することは、やや困難でした。プロセス全体に時間がかかり、ツール全体のパフォーマンスに影響を及ぼしていましたが、Sigrity and Systems Analysis 2021.1 HF3リリース以降にLayout Workbenchの一部になり、作業がはるかに簡単になりました。 Layout Workbench下でのSPEEDEM利点について詳しく知るために読んでください...!

注:ブログ投稿 "System Analysis Knowledge Bytes:Signal、Power、and Thermal Integrity using Layout Workbench" では、Layout Workbenchが、SI/PIまたは熱解析を実行するのに最適なプラットフォームであり、さまざまなSigrityおよびSystems Analysisツールを使用して、チップ、パッケージ、およびPCBデザインの仕様に対応する共通のプラットフォームを提供することを説明しました。

Layout WorkbenchからSPEEDEMにアクセス

SPEEDEM Generator(SPDGEN).exeファイルを引き続き使用してSPEEDEMを起動できます; ただし、アプリケーションは、デフォルトでLayout Workbenchが開くようになっております。また、以下に示すように、最初にLayout Workbenchを開き、File – Switch Workflow オプションを使用してSPEEDEMを開くことができます。

 

SPEEDEMに関連するすべてのワークフローが、右側の枠に表示されます。ボタンをクリックするだけで、目的のワークフローにシームレスに切り替えることができます。たとえば、EMI Simulationを選択し、OK をクリックします。Layout Workbench GUIで、アクティブなワークフローとして EMI Simulation が表示されます。:

SPEEDEMの新しいルック&フィール

SPEEDEMのルック&フィールは、デフォルトでダークテーマが使用されます。ダークテーマは、視力の弱いユーザーや明るい光に敏感なユーザーに特に役立ちます。ライトテーマを使用する場合は、Options フォームの Themes タブから選択できます。

 

ケイデンスシステム解析ツールとのシームレスな統合

Layout Workbenchを使用すると、複数のスタンドアロンツールを個別に起動する必要がなくなります。これにより、解析エンジニアは、同じインターフェイス内からSPEEDEMや他のSigrityツール, Systems Analysisツールを柔軟に切り替えることができます。

[Switch Workflow] ダイアログボックスで、左側の枠から PowerSI を選択し、右側の枠から目的のワークフロー (この場合、Model Extraction) を選択して、OK をクリックします。 Layout Workbench GUIは、PowerSIのアクティブなワークフローとして Model Extraction を表示します:

 

SPEEDEM Generatorに移行されたポストプロセス機能

Sigrity and Systems Analysis 2021.1 HF3 より前のリリースでは、SPEEDEM Generator (SPDGEN) でシミュレーションパラメータを設定してから、SPEEDEM Simulator (SPDSIM) .exeファイルを使用してシミュレーションを実行する必要がありました。現在のSPEEDEM Generator (SPDGEN) では、シミュレーション実行や結果比較, 後処理機能をサポートしています。その結果、SPDSIM.exeファイルを個別に実行する必要がなくなり、全体的なユーザーエクスペリエンスが向上しております。

 

改善されたツール内のセルフヘルプ

SPEEDEMは、Layout Workbenchから改良されたHelpメニューを継承しており、一貫したヘルプのアクセスエクスペリエンスが提供され、有用なナレッジリソースのホストにリンクします。

 

さらに、他のLayout Workbenchツールと同様に、SPEEDEMは、フォームにクエスチョンマーク (?) として表示されるヘルプボタンをサポートするようになりました。これらのヘルプボタンを使用すると、Cadence Helpのウィンドウで機能に関連するヘルプトピックを表示できます。

 

 このブログで共有される内容が、Sigrity and Systems Analysis 2021.1 HF3リリース でSPEEDEMに加えられた変更の概要を把握するのに役立つことを願っています。これからもCadence SigrityとSystems Analysisの世界で何が新しくなったのかを探求し続けていきます。最新の機能については、Sigrity and Systems Analysis2021.1 What's New でHF毎の情報を確認してください。これからも楽しみながら読んで頂ければ幸いです!

 Shreyansh

関連するリソース

   製品マニュアル

SPEEDEM User Guide

 ビデオ

Introducing Sigrity SPEEDEM in Layout Workbench

ケイデンスのSigrity and Systems Analysis 製品ならびにサービスに関するさらなる情報は、 www.cadence.com をご参照ください。

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Author: Shreyansh

Translator: Takuya Moriya

このブログの英語版は こちら より