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Virtuoso Meets Maxwell: Export Die GUIが機能強化されさらに便利になりました

7 Sep 2021 • 1 minute read

 'Virtuoso Meets Maxwell' はVirtuoso RFソリューションとVirtuoso MultiTechの機能及びその潜在能力の紹介を目的としたブログの連載です。ではどのようにVirtuosoがMaxwellと出会うのでしょうか。現在、VirtuosoプラットフォームはRF設計をサポートしており、RF設計者は物理的な放射の影響をマクスウェルの方程式で測ります。この連載では、有益なソフトウェアの改善点にスポットを当てて解説するだけでなく、VirtuosoのIC-パッケージ設計環境内の様々なツールの知識や経験についてRF、マイクロ波、及び高周波設計の視点から様々なブロガーや専門家の声をお届けします。月曜日に投稿されますのでチェックしてみてください。

KeryyとBrianによるdie exportとbumpsに関する非常に有益なブログの公開以来、Die Exportの機能はさらに進化してきましたので、ここでその新しいGUIの外見と使い勝手をabstract view生成を次のレベルへと引き上げてくれる新機能とともに紹介したいと思います。進化し続ける使用方法にマッチするよう使い勝手を改善するためGUIは再設計されました。新しいタブベースのGUIはよりスケーラブルで将来オプションが追加されても容易に対応することができます。最初のタブではバンプレイヤーを指定しOKをクリックすることでパッケージレベルのデザインに対応するabstractライブラリを準備することができます。

Brianのバンプに関するblogで言及されているように バンプセルのcellTypeはcoverBumpもしくはpadでなければなりません。これはダイのデザインがすでに完了していたりそのデータへのアクセス権が複雑な場合に問題となります。この問題を回避するためcellTypeはバンプセルのデータを触らずに設定できるようになりました。.cdsinitでciRegisterDeviceというSKILL関数を使用することでそれが可能です。

例:
;;ciRegisterDevice(<type> <list of Library,Cell,View lists>)
ciRegisterDevice("pad" list(list("PMIC" "PMIC_bump" "layout")))

次により高度な設定項目に行きましょう。Advanced Settingsタブでは、どのようにviewが生成されるかや、どのようにSパラメータモデルがabstract viewに付加されるか、あるいはPin NumberingやArea Transferタブを有効にすべきかどうか等を管理します。Sパラメータモデルはextracted viewを生成する際に使用されます。ユーザはモデルファイルやモデルのview名を指定し、Die Exportの際にアタッチするモデルを選択できます。物理的な部品が異なるような論理部品のバリエーションを追加する際には.csvファイルを指定できます。これは、様々なバリエーションでDie Exportを行ってみて所望の結果が得られるか実験してみる際に役立ちます。

設計途中のダイからabstract viewを生成する際には全てのviewが同期しているわけではないと思われます。例えば、schematicにはピンが追加されたけれどもlayoutにはまだ追加されていないなど。設計途中のそのような差異を取り扱う際にはGenerate all views (schematic view when possible)を使用すると全てのviewがマッチしていなくてもabstractライブラリを生成することができます。

Die abstractを生成するとabstract viewのピン名はVDD等の端子名になります。abstract viewレベルではピン名よりもピン番号にする方が普通です。Customize pin numbersのチェックボックスをオンにすると、abstract viewのピン名を変更してピン番号で生成するよう指定するためPin Numberingという専用のタブが有効になります。

ピン番号は各バンプセルにつくAPD_PIN_NUMBER というプロパティから引き継ぐか、Die Textファイルから持ってくることが出来ます。Die Textファイルにはバンプの位置やピン名とピン番号のマッピング情報が格納されています。同じフォーマットがSiP LayoutとDie Export機能で共有されています。

以下にDie Textファイルの例を示します。

abstract viewにバンプだけでなくロゴやマーカー等の追加図形を含めたい場合があります。そのような場合にはArea Transferタブを使用します。Transfer areaのチェックボックスをオンにするとそのタブが有効になります。

持っていく(Transferする)図形の詳細についてはXMLファイルで指定します。下に示す例ではDieExportTransferというプロパティを持つMetal2とMetal3の図形がabstract viewに含まれるようになります。

下図における右下のロゴ図形がこれに該当します。

Die Export後それらがどのようにabstract viewに反映されるか見ることができます。

以上で新しいExport DieのGUIを見るツアーを終了します。

今後も新しい更新情報をVirtuoso Meets Maxwellブログに投稿していきますので注目していてください。

関連資料

 Datasheet

Virtuoso RF Solution

What’s New in Virtuoso

 Video

Virtuoso RF Solution: Using the Edit-in-Concert Mode to Edit Die Packages and Layouts

CadenceTECHTALK ミックスシグナル・カスタムIC設計セミナー メソドロジー編

 Product Manual

Virtuoso MultiTech Framework Guide

Virtuoso RF Solution Guide

Virtuoso Electromagnetic Solver Assistant User Guide

 Free Trials

Virtuoso RF Solution - Module Layout with Edit-in-Concert

Virtuoso RF Solution - EM Analysis

Cadenceの回路設計用製品とサービスに関する情報についてのさらなる情報はwww.cadence.comをご参照ください。

Virtuoso Meets Maxwellについて

Virtuoso Meets Maxwellの連載では、設計者が設計者として生き抜くための設計プロセスの再構築と最適化にフォーカスする形で次世代のダイ、パッケージ、ボードの設計フローに関する投稿を行っています。ご注目ください!

Rudy Couget and Deepti Mishra Gupta

Translator: Kazuyuki Tateishi

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