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4 Aug 2020
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2020年5月リリース、OrCAD / Allegro 17.4-2019 HotFix 007 の新機能ハイライト

OrCAD® 及び Allegro® のHotFix 007 (QIR 1)がCadence Downloadsからダウンロードできます。この新リリースでは、数多くの機能の改善や強化が行われており、その多くはお客様からのご要望、ならびに、我々が継続的に追求している使い易さとユーザーエクスペリエンスの向上というフォーカスに基づくものです。このリリースは、スプラッシュ画面においては”2020”と示されます。

この最新バージョンを使い始めてみると、いたる所でちょっとした変更が加えられていることに気づくでしょう。経験豊富なユーザーを混乱させないよう注意を払ってはいますが、お客様には、変更に慣れ、従来と同じタスクを実行するための新しい方法を見つけていただく必要があります。多くの箇所において、使い方が完全に刷新されていたり、同様のタスクをサポートしていた2つの製品について、拡張機能を提供していくために製品が統合されていたりします。

新規ユーザーや潜在的なユーザーが、我々の製品を使うことについて簡単に自信を得ることができ、Allegroエコシステムへと速やかに切り替えてその実力を余すところなく活用できるよう、我々は最大限に努力を払っています。

OrCAD/Allegro 17.4 (SPB174)

このリリースで解決された既知の問題についてはREADME_CCR.txt.を参照してください。

以下は主な機能改善項目とその簡単な概要のリストです。このリリースにおける変更や機能改善についての詳細はWhat’s New in Release 17.4-2019 HotFix 007を参照してください。

Allegro PCB Editor / Allegro Package Designer Plus

  • 配線された信号のインピーダンスが一定していないことや配線間の過度な結合があることを、モデルが無い状態でも検出できるとしたらどうでしょう? In-Design Analysis and Checkingにより、PCB Editorを使いながらパワフルなSigrity解析エンジンにアクセスすることができます。このリリースからは、In-Design Analysisを使用するためにはSigrity 2019 Hotfix 001以降を別途インストールする必要があります。
  • ネットやXNet全体に対するPhysicalまたはSpacingの制約条件ではなく、一つの接続中の一部のみに対する制約条件、ピンペアレベルでのより詳細な電気的制約条件が設計に必要な場合はありませんか? Allegro Constraint Compilerに追加されたトポロジテーブルを利用すれば、制約を設定したい配線部分の開始点と終了点を指示して制約を割り当てるだけで、このレベルでのコントロールが実現できます。より使い易くするため、これらの制約はキャンバスに表示され、適切な場所に動的にスナップされます。
  • 時には、全体の中の一部にだけ集中しなくてはならない場面がありますよね。 3D Canvasでは、多くのパフォーマンスとユーザビリティの向上に加え、Dim(注目部分以外を薄く表示)およびVanish(注目部分以外を非表示)のハイライトモードが用意されました。

Allegro Electrical CAD-Mechanical CAD Library Creator

  • パッケージがカテゴリ毎のツリーに整理されたことにより適切なものを見つけやすくなったため、希望するフットプリントのテンプレートがすばやく検索できるようになりました。 それでも疑問がある場合は、テンプレートのサムネイルを表示するか、テンプレートにカーソルを合わせてその定義を表示し、確認してください。
  • フットプリントのテキストとシェイプがより詳細にコントールできるようになりました。Propertiesウィンドウからのテキストスタイルの変更とシェイプの編集が、より手早く、簡単に行えます。この他、ポリゴンシェイプの変更に関するドラフティング機能の強化と、パスベースのシェイプを相互に取り除く機能もリリースされています。

Allegro EDM

  • Pulse プラットフォームでは更に多くのパワフルな機能を継続的に追加していきます。例えば、検索のためのより優れたデータインデックス作成、ライフサイクルサービス、データ統合、包括的なデータセキュリティなどです。 単なる暗号化だけでなく、Pulseプラットフォームは複雑な権限、役割、および責任をきちんと取り扱い、組織の既存のユーザー管理および承認サービスと緊密に統合します。
  • 管理者向けタスクの管理に有効なWeb対応ユーザーインターフェイスが利用できるようになりました。例えば登録されたユーザー数の観察やサーバーのPulseクラスターの管理などのタスクに有効です。

Allegro System Capture

  • あなたはOrCAD Captureのライブラリ部品の利用者でしょうか? そうであれば朗報です。System CaptureでOrCAD Captureライブラリを使用して回路図を作成できるようになりました。 この機能改善における最良のポイントは何でしょう? ほとんどの場合、追加での構成定義が不要であることです。System Captureには、OrCAD Captureファイルを見つけてライブラリをロードするためのインテリジェントチェックが組み込まれています。 チームで同じライブラリを使用している場合、必要なのはちょっとしたシンプルなマニュアル作業だけであり、サイトレベルのライブラリ設定をすべての設計者が利用できます。
  • 想像してみてください。電子部品の故障解析、それ以上のことが設計作成の初期段階で行えたらどうでしょうか?Design Integrityを使用し、System Capture内で回路設計の信頼性分析が実行できます。
  • チームに所属している場合、同じデザインで同時に作業できるようになりました。 System Captureは作業中のブロックをロックし、一旦このブロックでの編集がコミットされると、更新された内容は共有デザインにアクセスできる他のすべてのユーザーから利用可能になります。

Allegro PCB Librarian

  • Symbol Editorはシンボルを変更したり、シンボルピンを管理したりするためのワンストップショップ(*シンボル編集に必要なあらゆる機能を備えた環境)になりました。さらに、円弧やラインをすばやく作成するためのドラフティング機能も装備されました。

OrCAD Capture CIS

  • OrCAD Captureを起動すると、豊富なコンテンツを持つ新しいスタートページが表示されます。 ここから、OrCAD Captureについての資料を読んだり、利用可能な機能の概要を理解したり、クイックスタートガイドや概要紹介のビデオにアクセスしたりできます。
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Author: AllegroReleaseTeam
Translator: Ikue Yoshizaki

このブログの英語版はこちらより

Tags:
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