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APD Plus を日本語で自習してみませんか?

6 Oct 2022 • Less than one minute read

 Cadence Response Center (CRC)のホームページには、”ラーニング”というメニューがあり、製品の操作法や活用法を学習していただくのに便利な情報へのリンクが集められています。

例えば、”オンラインコース”は、無償でご利用いただけるオンラインのトレーニングコースにアクセスできます。コロナ禍で対面式のトレーニングが難しくなっている今、ご自身のペースで進められるオンラインコースはお勧めしたいアイテムの一つです。

あるいは、”Training Bites(使い方のヒント)”というメニューからは、様々な機能の動作イメージをビデオでご覧いただくことができます。

大半の内容が英語での解説となっておりますが、スライド動画や実習手順解説、ツールの動作ビデオなど、ご参考にしていただける点は多いと考えております。

この”ラーニング”メニューの中に、“Rapid Adoption Kit”という項目が用意されています。

Rapid Adoption Kitという名の通り、このキットは、弊社製品環境やその中の特定フロー、特定機能等を速やかに導入していただくことを目的とした、自習用の実習教材です。ご自身で実習していただけるように、ラボデータと実習手順が教材に含まれます。

今日は、このRapid Adoption Kit、略してRAK、の Allegro Package Designer Plus の内容について見て参りましょう。

RAKはもともと英語版で数多く取り揃えられていますが、今回ご紹介するRAKは、日本語版になっているため、気軽にお使いいただけます。

Module 1: APD Plusの紹介

ここでは、最新のライセンス要件と機能についてのご紹介から始まり、APD Plusを初めて触る方でもわかるように、起動方法や画面構成の解説が最初に用意されています。

続いて、各種ファイルインポートやクロスセクションの設定…と、実習形式でAPD Plusを体験していただく手順がそれぞれの内容解説と共に詳しく記載されています。キットのドキュメントと共に公開されているラボデータを用いて、一ステップずつ手順を確認しながら操作を進めていくことができます。

Module 2: コンストレイント

ここでは制約条件の入力や管理について取り扱います。

AllegroやAPD Plusでは、制約条件の管理にConstraint Managerという専用ウィンドウを利用しますが、このモジュールでは、今までConstraint Managerに触ったことがない方でもわかるよう、画面の構成解説からルールドメインごとの実際の制約条件の入力へと段階を踏んで実習を進めていただける形式になっています。また、Constraint Managerだけでなく、新機能であるAcute Angle(鋭角箇所)の検出の方法についても取り上げられています。

Module 3: 配置とShape

パッケージ設計のフローで重要なフェーズである、配置とシェイプ入力の操作を実習するためのモジュールです。

 

基本のみでなく、新しい機能を含んだ実践的な内容の操作もお試しいただけるので、APDを長年使われてきた方々にとっても有益な実習になっています。

Module 4: Wire Bonding

ここでは、Dieスタックをグラフィカルに確認しながら編集できるDie Stack Editorの紹介から、一連のワイヤボンディングの操作までを取り扱います。編集のみでなく、3D表示についてもこのモジュールで学習することができます。

 

Module 5: Auto-Interactive Routing

Auto-Interactive機能とは、マニュアル操作でパラメータの指定や処理対象の選択などを行いながら自動処理を実行していくというものです。このモジュールでは、そのような自動処理機能の中から、ファンアウト、トランクルーティング(束配線)、などがお試しいただけます。

その他、ストラクチャを扱った操作や、HDIデザイン固有の手法なども紹介されています。

Module 6: Post Processing/Documentation

最終章となるModule 6では、仕上げ工程とドキュメント出力に関する内容を取り上げています。具体的には、Bond FingerやBGAに対するラベリング、DXFやGDSII/Stream、ガーバー、IPC 2581の各ファイルフォーマットでの出力の手順が解説されています。

 

 

ここまで、RAKの全モジュール概要をひと通り解説して参りました。この内容を自習すれば、皆さんもあっという間にAPD Plusの操作をマスターできる気がしませんか?

実習データも実習手順もすべて揃っています。

あとは、1日集中してお試しいただくでも、1日に1モジュールずつコツコツでも、進め方は自由です。この機会に、今まで触っていなかった機能も含め、一連の操作をご自身で体験されてはいかがでしょうか。

 

 また、今回ご紹介したAPD PlusのRAK以外にも、日本語化されたRAKや資料がさまざまございます。

COSのトップページよりSPBのページにアクセスし、日本語オンラインマニュアルへのリンクボタンをクリックしてみてください。

(プロダクトバージョンごとに複数のドキュメントが存在するため、上部プルダウンメニューからプロダクトバージョンの選択が行えるようになっています。

SPB17.4のオンラインマニュアルは こちら です。)

RAKをお試しいただいてご不明な点がございましたら、どうぞカスタマー・レスポンス・センターにアクセスしてください。

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