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Ascent: Training Insights: Allegro System Captureでデザインバリアント(仕向け設定)を管理する

13 Jan 2023 • 1 minute read

 ボードのアセンブリは、PCB 開発プロセスにおいて最後の重要なステップのひとつです。 パーツを慎重に選択することは、特に、アセンブリ用に最終パーツの情報を送信する前において最も重要です。 この段階では、ちょっとしたパーツ変更でさえ、製品のコストや品質に大きな影響を与える可能性があります。

ここである例を見てましょう。 顧客 A が 512GB のメモリを搭載した電子デバイスを必要としており、別の顧客 B が1024GB のデジタル メモリを搭載した同じデバイスを必要としているとします。 では、この2種のバリエーションを異なる2種のデザインとして管理するのでしょうか?いえ、あり得ないでしょう!

ここで Allegro® System Capture の出番です。 デザインのバリアントを作成し、各バリアントのパーツ情報をアセンブリ用に送信する前に編集するシンプルな手段を提供します。 元のデザインはベースデザインと呼ばれ、編集されたバージョンはバリアントと呼ばれます。 バリアントでは、必要に応じてパーツの追加や変更、削除ができます。

スケマティックバリアントの生成

デザインを開いたら、以下のステップを実行してデザインバリアントを作成します。

  • Variants – Create Variant を選択します。
  • バリアントの名前を指定します。
  • OK をクリックします。

バリアントが作成されると、回路図エディタはバリアントビューのモードに切り替わります。System Capture ウィンドウのタイトルバーには、バリアントビューがアクティブであることが示され、バリアントの名前が表示されます。

バリアントビューでは、多くのメニューコマンドが非表示になり、Variant Info というパネルが追加で有効になります。このパネルでは、ベースデザインとは別のパーツを追加・交換します。 バリアントを対象に作業する場合、以下のことが可能です。

優先パーツの追加  フットプリントが互換の代替パーツを選択します。
変更をリセットしてベースに戻す  バリアントに対して実施した変更をUndoしてベースデザインに戻ります。
パーツに Do Not Installフラグ を設定  選択されたパーツをバリアントでの実装対象から除外します。

 実際の動作を以下の画像でご確認いただけます。

スプレッドシートに基づいたバリアント編集の機能

Allegro System Capture では、一度に1 つのバリアントを編集できるだけでなく、スプレッドシートベースのバリアント編集機能もあり、これを利用するとすべてのデザインバリアントを同時に管理できます。ベースデザインとそのバリアントに関するすべての情報が一つの同じユーザーインターフェイスに表示されます。

バリアントエディタを開くには、Variants – Variant Editor を選択します。以下のイメージからも分かる通り、ここでは、パーツの置換、パーツの除外、バリアントの比較と編集など、バリアントに関連するすべてのタスクが実行できます。バリアントデータを.csv ファイルにエクスポートすることもできます。

これで、Allegro System Captureでバリアントを作成して管理するのがどれほど便利か、お分かりいただけたことでしょう。

 より詳しく学習したい方は、 Cadence Support ポータルにあるTraining Byteのビデオを視聴して動作をご確認ください : How to create a Variant in the Allegro System Capture tool

今すぐ training byte リンクをクリックするか、Cadence Supportにアクセスして、ビデオライブラリでこのTraining Byteを検索してください。

このブログの内容があなたにとって有用で、さらに詳しいトレーニング内容に興味がある場合は、こちらのオンライントレーニングコースに登録してラボ手順とダウンロード可能なデザインを入手してください : Allegro System Capture v17.4-2019QIR4 (Online).                                                               
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あるいは、推奨されるコースフローやツール体験、知識レベルのトレーニングモジュールをガイドするトレーニングの Learning Map  にも興味を持たれたかもしれません。ケイデンスのLearning and Supportポータルでアカウントを取得する方法については、 こちら をご覧ください。

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この記事に関するお問合せは、cdsj_info@cadence.com までお願いいたします。

Author: Supriya Srivastava

Translator: Ikue Yoshizaki

このブログの英語版は こちら より

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