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(P)SpiceItUp: PSpice A/DでISO 7637-2標準パルス2aの生成

11 Aug 2021 • Less than one minute read

 多くの場合、業界標準に準拠したデバイスのテストに使用できる標準的なパルス波形を作成する必要があります。

その一例として、回路図の設計段階でISO 7637-2トランジェントをシミュレーションする方法があります。これにより、電磁両立性(EMC)試験の前に問題を発見することができ、設計時間やコストの増加を防ぐことができます。

PSpice® A/Dでシミュレーションを行うと、自動車や家電製品などのテストや解析に使用できる電子回路の単純なインパルスや繰り返しのパルス波形を生成することができます。

このブログ投稿では、2つのPSpice A/Dモデリング・アプリケーション、つまりIndependent Sources and PWL Sources を使って、ISO 7637-2規格のパルス2a を簡単に生成する方法をご紹介します。それでは、さっそく始めてみましょう。

電圧源(Voltage Source)の配置

1) OrCAD Capture でシミュレーションデザインを開くか、create a project を行います。

2) パルスソースを追加するには、  をクリックしてモデリングアプリケーションペインを開き、Independent Sources を選択します。

3) 次の図は、ISO 7637 Pulse 2a の波形です。

 ISO 7637-2 Standard Pulse 2a の波形をIndependent Sources アプリケーションで生成するには、Exponential voltage source を選択し、以下のようにパラメータ値を指定します。

4) Place をクリックします。

 5) PSpiceツールバーの  をクリックして電圧マーカーを配置します

6) デザインのシミュレーションを実行します。.

  単一のパルスの波形が表示されます。

 

複数のパルス波形を生成する

時間領域で複数のパルスを生成するためには、次のような作業が必要です:

1) この単一パルス波形をテキストファイルとしてエクスポートします。これを行うには、File - Export - Text を選択します。

    Export Text Data ウィンドウが表示されます。

2) パルスデータをエクスポートするテキストファイルを選択します。

 

3) OK をクリックします。

    このテキストファイルには、この単一波の時間値ペアが含まれています。

4) このテキストファイルを編集して、ヘッダ情報を削除します。

 

5) このテキストファイルを使用して、PWL Sources モデリング・アプリケーションを使用して複数のパルスを作成します。そのためには、デザインにPWLの電圧源を追加し、信号の繰り返しを指定する必要があります。

6) モデリング・アプリケーション・パネルから PWL Sources アプリケーションにアクセスします。

7) PWL File フィールドで、手順4でエクスポート、編集したテキストファイルを参照します。

8) Signal Repetitions section で Repeat Forever を選択します。

 

9) Place をクリックします。

 

10) PSpiceツールバーの  をクリックし、電圧マーカー を配置します。

11) デザインのシミュレーションを行います。

      波形には複数のパルスが見られます。

 


この例をご覧になれば、ソース・モデリング・アプリケーションを使用するメリット、特にPSpice A/DでISO 7637 Pulse 2a の波形を素早く生成するのに役立つことがお分かりになると思います。同様の方法で、必要に応じて単純なインパルスや繰り返しのパルスを生成することができます。

この記事に関するお問合せは、cdsj_info@cadence.com までお願いいたします。

Author: Shailly

Translator: Norikazu Takada

このブログの英語版はこちらより

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