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Allegro System Capture
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ASCENT: Ready-GOで設計スタート! ライブラリの用意がなくても大丈夫

13 May 2021 • Less than one minute read

 Allegro® System Captureの概要はお伝えしたので、今回は設計プロセスの一番最初の部分からお話を始めましょう。

さて、部品はどこにありますか?Allegro System Captureでの論理デザインを作成するときに使用できる部品はどれですか?お分かりの通り、部品は論理設計における基本的な構成要素であり、設計者は安定した部品のコレクションまたはライブラリを使用することになっています。設計者として、あなたはシンボルやフットプリントなど、利用可能な部品それぞれについてほぼすべての情報を知る必要があることでしょう。部品データに誤りや問題があると、品質とコストに連鎖的なが生じてしまいます。

経験豊富な設計者であれば、部品ライブラリを既に確立しているはずですので、もしも新しいライブラリへの切り替えが必要な事態となれば、それは新たな環境に移行する場合の最大のハードルになる可能性があります。部品作成や既存ライブラリにかけた投資を無駄にしたくない、と、誰もが思うことでしょう。

物事を行うための新しい方法が提供されることになったとき、ほとんどの人の反応は以下のいずれかに分類されるのではないでしょうか:

  • これまで行ったことをやり直さなければならない、と思うと唸り声が出てしまう。その頭には、運用中の確立された部品とデザインのすべてを失ってしまうのでは、という不安が…。
  • 新しい方法は試してみたいものの、そこまで積極的に深入りしようとまでは思わない。部品やライブラリを作成してまで試したいとは考えないが、その一方で、Allegro System Captureによる設計の世界がどうなっているのか、興味はある。

このブログでは、このいずれかの思いを持つ潜在的なユーザー、ならびに、ネイティブ部品作成機能を探求してみたいと考えるユーザーの両方に対して、ライブラリサポートの観点からAllegro System Captureが何を提供できるかを見てみましょう。

外部ライブラリを使用したAllegro System Captureでの回路設計

Allegro® Design Entry HDL(DE-HDL)またはOrCAD® Captureを使用している設計者の場合は、これらのライブラリを引き続き使用しながら、回路図設計のタスクだけをAllegro System Captureに切り替えられます。これらのライブラリを指示するだけで、Allegro System Captureがライブラリを読み取って通常の部品として扱います。

 

ここでの注意点は、Allegro System Capture内からは部品を編集できず、部品が作成されたアプリケーションで行う必要があることです。しかし、心配する必要はありません。ライブラリ内の部品が変更されれば、それが通知されます。そこでPart Managerをオープンします。Part Managerのミッションは、デザイン内のすべての部品をそれらのソースと比較し、更新された最新かつ最高の部品が使用されるようにヘルプすることです。

OrCAD Capture ライブラリをAllegro System Captureにマイグレーション

Allegro System Captureは、OrCAD Captureライブラリ(OLB)からネイティブのAllegro System Capture形式へのインポートをサポートしています。インポートを行うことにより、これらの部品はAllegro System Capture内から編集できるようになるため、柔軟性とコントロール性が向上します。すべての実用的な目的のため、ネイティブのAllegro System Captureライブラリに変換することが可能なのです。

System Captureでの新規部品やライブラリの生成

Allegro System Captureには、広範な部品とライブラリの作成および編集機能が組み込まれていす。したがって、回路図だけでなく、ライブラリや部品もすべて同じ場所で編集できます。一つのアプリケーションから別のアプリケーションに焦点を移すことなく、回路図と部品を簡単に切り替えることができます。新しい部品はすぐに回路図で利用できます。

ネイティブライブラリはAllegro® Unified Libraryと呼ばれ、Allegro System Captureで作成されたすべての部品が、シンボル、プロパティ、データシート、フットプリント情報などのすべての関連情報と共にそこに保存されます。Allegro System Captureプロジェクトで作業しているときは、ライブラリのオーサリング機能、部品情報の編集機能に簡単にアクセスできます。ライブラリからすべての部品またはシンボルのリストを表示できます。以下がその例です。

Allegro Unified Libraryを使用しているときに気付く変更のひとつは、コンテナーと呼ばれるものがあることです。ネイティブライブラリを操作するこの新しい方法については、また別のブログで詳しく説明します。

外部ベンダーからの部品入手

これらの形式でこれまでに作業を行ったことがなく、Allegro System Captureを利用するために部品が必要な場合は、外部ベンダー、具体的にはUltra LibrarianおよびSamacSysからダウンロードできます。両方の部品プロバイダーにcadence.comアカウントが必要です。Ultra Librarianの場合は、Ultra Librarianアカウントも必要です。

つまり、これもまた、ライブラリにアクセスまたはライブラリを作成するための方法の一つであるということです。あなたがAllegro System Captureを使い始めるために必要なものがここに見つかることを願っています。

この次にくるのは?

ライブラリが用意できたら、実際の設計を開始する準備が整います。Allegro System Captureでは、既存のライブラリを使用した設計だけでなく、Allegro System Captureでデザインを再利用する手段として、ブロックやシートのインポートから既存のデザインをベースにしたデザインの作成まで、さまざまな方法が揃っています。詳細については、次のブログで説明します。

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Author: Rachna2018

Translator: Ikue Yoshizaki

このブログの英語版はこちらより

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