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IC Packaging & SiP design
IC Packagers
Allegro Package Designer
17.4-2019
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IC Packagers: IC Package Designでの既製部品に関するサポート

13 Jan 2022 • 1 minute read

 Allegro® Package Designer Plusの17.4-2019 HotFix 019より前のバージョンでは、デザイン上でClassがICタイプの部品はすべてDie-stack Editorに表示されます。もしその部品が既製の調達部品であるならば、Die-stack Editorに表示されるのは好ましいことではありません。既製部品がDie-stack Editorに表示されることを抑止するための対策として、部品のClassをdiscreteにする方法もあります。しかしながら、Class属性を変更すると、シミュレーションなどのインテグレーションフローや論理設計アプリケーションとの連携が回らなくなってしまうという問題が生じます。17.4-2019 HotFix 019リリースでは、Allegro Package Designer PlusでClass属性の変更をせずに対応できる新しいメカニズムが用意されました。新プロパティComp_Subtype により、ICに既製部品 であることのマークをつけられるようになりました。今回のブログでは、この新プロパティとその使い方について詳細をご紹介します。

ダイを既製の調達部品としてマークするためのプロパティ付与

Comp_Subtype プロパティに適切な値を付けてアサインすれば、どんなダイでも既製部品であることを明示できます。

以下はその手順です:

  1. メニュー Edit > Propertiesを選択し、FindタブではCompsにのみHeavy check markを入れます。
  2. 既製部品としてマークしたい部品をデザイン上で右クリックします。
  3. ポップアップメニューから、Property Edit を選択してEdit Property ダイアログをオープンします。
  4. Comp_Subtype プロパティを選択し、選択済みの部品に追加します。



    下図の通り、Comp_Subtype プロパティにアサイン可能な複数の値がValueドロップダウンリストに示され、その中から一つを選択することができます。
       

         
  5. 調達部品については、PACKAGE_DIEを選択します。

このプロパティ値が付与されたダイはDie-stack Editorにはリストされません。

           

    

Comp_Subtype プロパティとして付与できるその他の値を見てみましょう。  

DIE

Allegro Package Designer Plus で die generator や die text in などのコマンドを使って生成された新規のスタンダードダイすべてに対してデフォルトでアサインされます。これらの部品はDie-stack Editorに表示されます。

BGA

Allegro Package Designer Plusで BGA generator や BGA text in などのコマンドを使って生成された新規のスタンダードパッケージすべてに対してデフォルトでアサインされます。

LGA

Classが IC または IO の部品にアサイン可能です。パッケージはLGAタイプとしてアサイン可能です。

QFP

Classが IC または IO の部品にアサイン可能です。パッケージはQFPタイプとしてアサイン可能です。

QFN

Classが IC または IO の部品にアサイン可能です。パッケージはQFNタイプとしてアサイン可能です。

CONNECTOR

Classが IO の部品にアサイン可能です。この値は IC や Discrete のClassではサポートされません。

RESISTOR

Classが Discrete の部品にアサイン可能です。この値は IC や IO のClassではサポートされません。

CAPACITOR

Classが Discrete の部品にアサイン可能です。この値は IC や IO のClassではサポートされません。

INDUCTOR

Classが Discrete の部品にアサイン可能です。この値は IC や IO のClassではサポートされません。

   

上で解説したプロパティ値は今後のツール機能拡張においても基礎となるもので、部品の用途に応じた値が選択できます。

 

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Author: avijeet

Translator: Ikue Yoshizaki

このブログの英語版は こちら より

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