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Community Blogs PCB設計/ICパッケージ設計 > ASCENT: 17.4-2019 Hotfix 019以上に移行すべき理由とは
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ASCENT: 17.4-2019 Hotfix 019以上に移行すべき理由とは

17 Oct 2021 • Less than one minute read

 "The only constant in life is change"(「人生で唯一不変なことは、変化だ」)    ソフトウェアの世界ほど、この格言が真実味を帯びているところはないでしょう。アップデート、リリース、パッチ......これらは私たちの生活の一部となっています。それは、私たち全員が使用するもの、例えば携帯電話のアプリや日常生活で使用するメジャーなアプリを、専門家たちが舞台裏でコンスタントに改良・微調整しているからです。

Cadence OrCAD/Allegro 17.4-2019 HotFix SPB17.40.019 がリリースされ、製品全体での新しくてエキサイティングな変更点を先日のブログ記事でご紹介しました。今回のブログでは、Allegro® System Capture の主要な変更点と、最新バージョンへの移行を検討すべき理由を見ていきましょう。

上記リンク先となっているリリース告知の記事では、新しいスタートページについて説明しました。スタートページでは、プロジェクトを開いたり作成したりできるだけでなく、Allegro System Captureやその他の関連製品で利用できるほぼすべての情報やトレーニング資料にアクセスできます。また、中国語や日本語のロケールに対応した、スムーズ且つ自動化されたローカル言語対応などについてもご紹介しました。さて、ここからは、新しくてエキサイティングな変更点をより深く見ていきましょう。1つのブログ記事ですべてをカバーするのはとても困難なので、2つのパートに分けてご紹介します。それでは、Part 1 をご覧ください。

ライブラリモード選択をプロジェクトの生成時に実施

Allegro System Captureでは、パーツライブラリに関して3つのフォーマットがサポートされます。Allegro® Unified、Design Entry HDL (DE-HDL)、そして OrCAD® Capture です。プロジェクトを生成する際、そのプロジェクトで使用されるライブラリのフォーマットを選択することができます。この選択はプロジェクト生成のタイミングでのみ実施可能であり、後からは変更できません。

複数の設計者がAllegro® PulseTM のセントラルサーバーに接続している場合には、状況は異なります。この場合は、ライブラリ管理者がライブラリフォーマットを決めます。

Design Integrityの改善

何事においても、次のステップに進む前のチェックがあると安心できます。ドキュメントではタイプミスを検出するスペルチェック、回路図ではDRCです。今回のリリースで、Design IntegrityにグラフィカルDRCが追加され、回路図の監査チェックに新しいルールが追加されました。Design Integrityでは80以上のルールを選択することができます。ダッシュボードに設計監査の結果が表示され、設計者は検出されたDRCに対しWaive化(免除)を指定することができます。

もう一つの興味深い新機能は、監査を実行する前にレビューを実施する機能です。このオプションには特定のライセンスが必要です。有効にすると、パラメータの中で1つでもデフォルト値がそのまま使われているデバイスをハイライト表示することができます。この場合、まず、そのデバイスのデフォルトのパラメータ値をチェックして確認してから、分析を実行します。

 

NetGroup と PortGroupのカスタマイズ

NetGroupとPortGroupは、ロジック設計者が接続を定義する際の強力なツールです。回路図デザインでこれらを使用すると、接続の確立が迅速になり、階層やページをまたいでデザインを素早くナビゲートすることもできます。今回のアップデートでは、ネットをNetGroupとしてグループ化することで、ピン数の多いデバイスを接続する機能が大幅に強化されました。NetGroupのメンバーを表示するシンプルで便利なツールチップや、接続されていないピンや残っているピンを視覚的に表示する機能を利用することで、より効率的に作業を進めることができます。しかし、さらに印象的で便利なアイテムがあります。Allegro System Captureは、NetGroupのメンバーをPortGroupのピンにマッピングする柔軟性、名称に基づく自動接続、NetGroupの階層をカスタマイズする機能、NetGroupのメンバーが削除された場合の矛盾の自動解消、その他多くの便利な変更が行われています。

ネットのグループ構成のカスタマイズに表形式のフォーマットが利用可能になったことで、作業がスピーディに進められるようになりました。比較、決定、変更、クリック、これだけで完了できます。

今回のリリースでは、この他にもNetGroupやPortGroupに関するたくさんの機能追加が行われています。

Library Search の改良

マルチユーザー・エンタープライズのセットアップを行っていた場合、Unified Searchにおける変更はより意味深いものとなります。Allegro Pulseのセントラルサーバーに接続していれば、特定のプロパティを利用したフィルターをより効率よく生成することができます。最小値や最大値、複数の値や値の範囲などによる指定が利用できます。

 

CISリレーショナルDBのサポートも追加され、OrCAD® Capture Component Information System (CIS)を設定済みのWindowsマシンでは、設計者がMPNなどのマニュファクチャ関連データをAllegro System Captureのパーツ詳細で参照できるようになりました。

この他、Unified Searchにおける管理者サイドの変更として、デフォルトの検索フィルターがコントロールできる機能も用意されています。後で詳しく説明します。

共有されたデザインの管理者によりコントロールの拡張

チームデザインは、Allegro System Captureにおいて常に改良が図られている分野です。デザインリーダーやデザインn所有者・共有者は、これまでの デザインやブロックの共有から更に一歩進み、ページの共有が他の設計者との間で行えます。また、CommitとUpdateのタスクについても軽微な改良がなされています。

 

レイアウトファイルの閲覧

設計者はレイアウトファイルをAllegro System Capture内でオープンできるようになりました! Allegro® PCB Editorが持つレベルの洗練されたコマンドや機能を同じように利用することはまだできませんが、同じウィンドウ内のタブ切り替えだけでレイアウトをオープンできる機能が便利であることは間違いありません。

このリリースには自動クロスプローブ機能が搭載されており、タブを配置しておいてからパーツをクリックすると、回路図タブとレイアウトタブの両方で同じパーツがハイライトするのを見ることができます。また、Allegro® Constraint Managerもオープンされていた場合には、そちらでも同様にハイライト等のクロスプローブが確認できます。これにより、対象オブジェクトの特定がよりスムーズに行えるようになります。

 

 

今回はここまでで一旦止めておきましょう。まだまだ多くのエキサイティングな改善点があります! すぐに投稿される Part 2 の記事では、ウェブダッシュボード、Live BOM、グリッドサポート、その他多くの領域での変更についてご紹介します。

それではまた次回に !

この記事に関するお問い合わせは、cdsj_info@cadence.com までお願いいたします。

Author: Rachna2018

Translator: Ikue Yoshizaki

このブログの英語版はこちらより

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