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17.4-2019
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ASCENT: Unified Searchを使って最適な部品を見つける

8 Jun 2021 • Less than one minute read

 デザインに適した部品を見つけることは、設計作業の中で最も時間がかかるパートだと言う人もいます。もしそうであるならば、必要なものをすばやく見つけるのに有効な、あらゆる援助を利用することが求められます。必要な部品は、特定のタイプの部品、特定の特性値、特定のメーカー、特定のサイズ、…そのリストに限りはありません。

前回のブログでは、Allegro® System Capture がサポートするさまざまなコンポーネントソースについて説明しました。今回のブログでは、コンポーネントソースから情報を取得する方法と、Unified Searchを使用して部品を簡単に見つける方法について、さらに深く掘り下げます。設計者は、デザインで使用している部品についてできるだけ確実に、できるだけ早い段階で把握する必要があります。部品は入手可能か、環境規制への対応状況はどうか、モデルやフットプリントやシンボルの用意はあるか。問題が見つかったり、必要な数の部品が手に入らなかったりしたせいで設計の手戻りが発生…、というトラブルは誰もが避けたいと思っています。特に、コロナ禍が世界中のサプライチェーンに影響を与えている現代においては。実際、これは設計者だけが気にすべきことではなく、大規模な組織の調達チームにとってはさらに大きな課題です。

Unified Searchへのアクセス

Allegro System Capture でプロジェクトをオープンまたは作成すると、設定されたライブラリが読み取られ、利用可能なすべての部品がリストされます。以下のいずれの状況においても、Unified Searchが利用できます:

  • 利用可能なすべてのライブラリが同じマシン上にある
  • すべての設計者が同じライブラリセットに接続している組織体系の中で作業する
  • 外部ベンダーからの部品を必要とする
  • 上記が混在した中にある

すべての部品情報が、同じUnified Searchウィンドウで利用できます。このウィンドウには、次のいずれかの方法でアクセスできます。

  • View – Unified Search を選択
  • Place – Component を選択
  • Add Component をクリック

Unified Searchウィンドウを初めて開くと、外部のコンポーネントプロバイダーへの接続を促す表示が現れます。

ライブラリへのアクセスのみを行う予定であれば、”Skip”をクリックします。そうでなければ、プロンプトに従って資格情報を入力します。このブログでは、ライブラリに接続していて、プロジェクト固有の部品もあり、外部ソースにも接続している状態と仮定します。

これで部品追加用の検索を行う準備が整いました。上にもある通り、すべての部品は以下のタブに分類されます。

Library

Allegro System CaptureあるいはOrCAD® Capture、Allegro® Design Entry HDLのネイティブライブラリがここに分類されます。ライブラリは設計者のローカルマシンにあっても、セントラルサーバー内にあってもどちらでも大丈夫です。

My Parts

プロジェクト固有のライブラリにある部品を表示します。また、このパネルには、外部のコンポーネントプロバイダーから呼び出されて配置された部品も表示されます。何故なら、外部からの部品は、デザインに配置されると同時にローカルライブラリにキャッシュされ、そのローカルライブラリはデザインプロジェクトのライブラリとして自動的に追加されるためです。

External Vendors

外部ベンダー、このイメージでのSamacSysとUltra Librarian、で部品を検索すると、例えばMPNや製造メーカーなどといった大変重要な情報を事前に入手できます。各行の末尾には4 つのアイコンが表示されます。これらのアイコンは、その部品で以下のデータが利用可能であることを示します。

  • Datasheet
  • Symbol
  • Footprint
  • 3D image

 

ライブラリを利用するときに、フットプリントやデータシートなどの追加情報が参照できます。Unified Searchには強力なフリーテキスト検索機能があり、最も有用な結果を見つけるためにすべてのフィールドを検索にかけることができます。また、Classification(分類)とフィルターを使用して必要な部品を見つけることもできます。

データシート用の PDF やパーツ データ システムへのリンクなど、すべてのライブラリ部品に豊富な部品属性があります。些細に見えて実はとても重要なもう一つの機能は、列の順序と表示のカスタマイズが右クリックだけで行えることです。

ブラウザによるアクセス  

Allegro System Captureを紹介する最初のブログの内容を覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、Allegro System Captureは、私たちの個々の設計者だけでなくエンタープライズ向けとしても利用できます。エンタープライズ環境では、Web ベースのダッシュボードから多くのAllegro System Capture機能にアクセスできます。Allegro System Capture ダッシュボードにアクセスするには、ブラウザに http://<ホスト名>:<ポート>/search/app/dashboard と入力するだけで、ほら!セントラルサーバーに格納されているプロジェクトのリストが見られます!

つまり、アプリケーションを起動する必要が全くないのです!承認やコラボレーションのより大きなチェーンが社内で機能するようになり、”設計者以外の関係者”がPDFや抽出された BOM レポートに頼らなくても済むので、これはとても有効です。実際のところ、デザインを開く必要さえないのです。ダッシュボードについては今後別のブログで詳しく説明しますが、ダッシュボードからできることのいくつかを以下に示します:

  • プロジェクトをオープンまたは生成する
  • 各デザインバリアントの部品一覧を参照する
  • プロジェクトのLive BOM に部品を追加する
  • 部品のライフサイクルステータスをチェックする
  • 外部ベンダーから入手した新しい部品の登録をリクエストする

 

 ショートビデオをご参照ください。Unified Searchで何が行えるのか、どんなに簡単に扱えるのかを簡単なサンプルでご覧いただけます。

これで、デザインに部品を配置する準備が整いました。

この次にくるのは?

部品を追加したら、接続を定義する準備が整います。また、部品表を作成したり、PLM システムと共有したり、更に色々なことが行えるようになります。設計者がもっと楽になるために利用できるAllegro System Captureの機能や、社内の他の役割の方々に向けた機能について、私たちと一緒に学んでいきましょう。

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Author: Rachna2018

Translator: Ikue Yoshizaki

このブログの英語版はこちらより

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