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μWaveRiders:Cadence AWR Design Environment の高度なカスタマイズのヒントとコツ

27 Jan 2022 • 1 minute read

  Team RF "μWaveRiders" ブログシリーズはCadence AWR RF製品のためのショーケースです。月ごとの話題はCadence AWR Design Environmentのリリースのハイライト, 機能ビデオ, Cadenceの教育関係ネットワークのニュース,ソフトウェアのヒント, トリック, カスタマイズ, 機能のスポットライトの中で変わります。 

AWRソフトウェアのヒントとコツ: AWR Design Environment の高度なカスタマイズ

 AWR Design Environmentプラットフォームは、RF/マイクロ波エンジニアに、統合された高周波回路(Microwave Office)、システム(Visual System Simulator)、EM(AXIEM 3D planar/Analyst3D FEM)解析技術と、製造の準備ができた物理的に実現可能な電子機器を開発するための設計自動化を提供します。

 Try AWRで、今日からAWRソフトウェア製品を無料で試すことができることをご存知ですか?設計プロセスを合理化し、最終製品の性能を改善し、MMIC、RFIC、RF PCB、マイクロ波モジュール、アンテナ、通信システム、レーダーシステムの市場投入までの時間を短縮することがいかに簡単で効果的かご確認下さい。

 このブログは、AWR設計環境のヒントとコツシリーズの4回目です。設計の作成を高速化し、AWRソフトウェアの使用を最適化するためのAWR設計環境ワークスペースの高度なカスタマイズに焦点を当てています。

 AWR Design Environmentは高度にカスタマイズできます。高度なカスタマイズオプションには、スクリプトを使用した反復的な作業の自動化、独自の部品ライブラリやサブサーキットの独自のシンボルの作成、パラメータ化されたレイアウトセルの利用が含まれます。 

スクリプトを利用した作業の自動化

 AWR Design Environmentソフトウェアは、スクリプトを使用して環境内の作業を自動化することをサポートしています。独自の自動化スクリプトの作成は簡単で、プログラミングの知識はほとんど必要ありません。カスタム自動化により、設計環境が個人向けに最適化され、設計フローが合理化され、設計ソフトウェアを駆動するよりもむしろ、設計に集中するためにより多くの時間を費やすことができます。

 プラットフォームには、Scriptsメニューからアクセスできる便利なユーザーユーティリティが多数含まれています。スクリプトを使用するために、スクリプト言語や開発環境を知っている必要はありません。

 AWR Scripting Editorは、利用できるAPIオブジェクトの完全な説明、および各オブジェクトの使用方法の多くの例を提供しています。

独自の部品ライブラリの作成

 Create_XML_Libraryスクリプト(Scripts > Project > Create_XML_Libraryを選択)は、Microwave OfficeおよびVisual System Simulatorソフトウェアの部品ライブラリを作成するのに役立ちます。AWR Design Environmentプロジェクトで必要な部品を構成すると、スクリプトは必要なすべての情報を、部品ライブラリの記述に使用されるXML形式で出力します。XMLファイルを直接編集するよりも、回路図またはシステムダイアグラムで部品を構成する方がはるかに簡単です。このスクリプトは、次のような様々な目的に使用できます。

  • 簡単にアクセスできるように、Elements Browser内に、モデルの共通リストを作成 
  • 今後の利用のために構成するのが面倒だったモデルの状態を保存 
  • 承認されたベンダーモデルを管理して、他の設計者と共有できるライブラリを作成   

 AWR設計環境で、このスクリプトと新しいライブラリを使用するために、Creating a Custom XML Libraryを参照してください。

サブサーキットのための独自のシンボルの作成

 設計で階層を使用する時には、現在の設計にサブサーキットを追加します。回路図、データファイル、または電磁界構造はすべて回路設計のサブサーキットにすることができ、システムダイアグラムは他のシステムダイアグラムをサブサーキットとして使用できます。 Ctrl + Kは、現在の設計にサブサーキットを追加するためのショートカットです。サブサーキットを追加する場合、デフォルトでは、シンボルは汎用のNポートサブサーキットです。

 プロジェクトブラウザのWizardsノードの下にあるSymbol Generator Wizardを使用すると、サブサーキットのプロパティに基づいてサブサーキット用に独自のシンボルを作成し、そのシンボルのプレビューを表示できます。これらのシンボルは、サブサーキットの回路図またはレイアウトの表示に基づいてノードを配置します。Symbol Generatorを開くには、そのノードをダブルクリックするだけです。Symbol Generatorオプションのヘルプについては、Wizardsノードの下にあるSymbol Generatorを選択し、F1キーを押します。

 シンボルを右クリックしてEdit Custom Symbolを選択して、Manage Symbolsダイアログボックスを開き、ユーザー定義のシンボルを編集できます。

パラメタライズレイアウトモディファイヤの活用

 パラメータ化する形状を選択し、Draw > Parameterized Modifiers > <modifier>を選択することで、電磁界構造または回路図のレイアウトを簡単にパラメータ化できます。 選択した形状の端の上でカーソルをクリックアンドドラッグします。 使用可能なモディファイヤは、選択したレイアウトオブジェクトのタイプによって異なり、エッジ、ポイントストレッチ、幅、半径、楕円サイズ、配列、間隔、極間隔、ストレッチエリア、コントロールポイント、レイヤーオフセット、レイヤーサイズ変更、レイヤーブール計算、レイヤーコーナー、 またはShapePreprocessorモディファイヤがあります。

 パラメータ化の順序を確認または編集するには、Layout > Modifier Propertiesを選択してModifier Properties ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスで、適用されたモディファイアを表示して順序を変更できます。レイアウト修飾子の実行順序は、最終的なレイアウトに影響を与える可能性があります。各修正子タイプには、特定の優先順位と順序があります。一般に、順序は、修正子を追加する順序と、修正子の優先順位によって決まります。実行順序を変更したら、Layout > Update Modifiersを選択してレイアウトを更新します。

  

   レイアウト修正子は、優先度の高いものから低いものの3つの優先度に分類されます。

   * 優先度 1:単純な形状修飾子(例:エッジ、幅、円の半径、配列)

   * 優先度 2:形状修正子(例:ストレッチエリア)

   * 優先度 3:グローバルなレイヤの修正子(例:レイヤオフセット、レイヤサイズの変更)

 

Translator: Tsutomu Sugawara


関連するリソース

ブログ

  • μWaveRiders:Cadence AWR Design Environment のカスタマイズのヒントとコツ
  • μWaveRiders:Cadence AWR Design Environment 回路図/システムダイアグラムのヒントとコツ
  • μWaveRiders:Cadence AWR Design Environment プロジェクトブラウザのヒントとコツ
  • μWaveRiders:Cadence AWR Design Environmentでのスクリプティング

ビデオ

  • Scripting Editorの利用
  • スクリプトの実行

資料

  • AWR Scripting Resources (Cadence Supportのログインが必要)

例題

  • スクリプトのゲッティングスタートガイド
  • スクリプトの開発環境
  • Creating a Custom XML Library


お問い合わせ

 ご質問や一般的なフィードバック、または今後のブログ・トピックのご提案は、日本ケイデンス フィールド・マーケティング部 cdsj_info@cadence.com までメールでお問い合わせください。 

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