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μWaveRiders:成功するAWR Design Environmentでの設計 - UI と解析

28 Aug 2022 • 1 minute read

 Team RF "μWaveRiders" ブログシリーズはCadence AWR RF製品のためのショーケースです。月ごとの話題は、Cadence AWR Design Environmentのリリースのハイライト、機能ビデオとスポットライト、ソフトウェアのヒント、コツ、カスタマイズによって異なります。 最新のμWaveRidersのブログ投稿についてのメール通知を受け取りたい方はSubscribeして下さい。 

 新しい設計を開始するときは、設計サイクルの後半で発生する可能性がある問題を防ぐために、設計に関する推奨事項を検討する時間を取ることが重要です。この新しい設計を開始するためのガイドラインを 2 部構成でまとめたものは、Cadence AWR Design Environment プラットフォームサポートの設計に関する長年の経験の成果です。ユーザーインターフェイス、解析、レイアウト、およびライブラリ構成に関する設計前の決定は、効果的で効率的なAWR 設計の基礎を築きます。このブログでは、設計者が設計を開始する前に注意すべきユーザーインターフェイス (UI) と解析に関する考慮事項について説明します。

ユーザーインターフェイスの考慮事項

  • 設計環境の色: AWR Design Environmentプラットフォームの回路図、システム・ダイアグラム、レイアウトおよびイクエーションで様々なオブジェクトを表示するためにパーソナライズされた色を設定すると、設計者は使い慣れた環境で作業でき、設計プロセスが簡素化されます。Options > Environment Optionsを選択して、Environment Optionsダイアログ ボックスのColorsタブにアクセスします。

解析の考慮事項

  • プロジェクトの単位:  AWR ソフトウェアは、プロセスごとの技術の個別の単位をサポートしているため、同じプロジェクト内の異なる設計で異なる単位で値を指定できます。単位の修飾子を設定するか、ベースユニットを使用して、プロジェクトの単位戦略を決定します。プロジェクト単位は、単位が変更されたとき、または異なる単位を使用するプロジェクトに回路図をインポートするときに、イクエーションで問題になる可能性があります。出力する前にベースユニットに標準化することで、グループ設計プロジェクトで一貫した一連の回路図パラメーターが確実に配置されます。各プロセスで使用される単位は、レイヤープロセスファイル (LPF) の一部として指定されます。レイアウトライセンスで単位を構成する場合は、Options > Drawing Layersを選択して、LPF Optionsダイアログ ボックスのUnitsオプションにアクセスします。レイアウトライセンスなしで単位を構成する場合は、Options > Project Optionsを選択して、Project Optionsダイアログ ボックスのGlobal Unitsタブにアクセスします。
  • テストベンチ: 設計者が同じ回路図に対してさまざまな種類の解析を実行する必要がある場合、テストベンチを使用して設計を解析する方が、元の回路図をコピーして別の画面に貼り付けるというエラーが発生しやすい方法よりも効率的です。テストベンチは、実行する特定の測定ごとに作成され、信号源を除くすべてのエレメントを設計に含める必要があります。テストベンチを利用した方法では、信号源と終端が追加されたサブ回路として設計が含まれ、元の回路図は変更しません。   
  • マルチプロセッサ構成: Cadence AXIEM 3D 平面 EM シミュレータ、Cadence Analyst 3D FEM EM シミュレータ、および EMSight シミュレータは、マルチプロセッサを使用するように構成できます。使用するプロセッサの数を設定するために、それぞれが異なる方法を使用します。

     AXIEM 3D 平面および Analyst 3D FEM EM シミュレータの場合は、プロジェクトブラウザでEM構造を右クリックし、Optionsを選択して、Options - EM Structureダイアログ ボックスのJob Schedulerタブにアクセスします。最大スレッド数の値を指定します。 値 0 は、使用可能なすべてのプロセッサ (最大 8 個まで) の使用を指定します。8つを超えるスレッド (AXIEM) またはプロセス (Analyst) を使用するには、使用するスレッド/プロセスの正確な数を設定する必要があります。負の値は、マシンの最大値からこの数値を引いたものを使用することを指定します。正の値は、その最大数を使用することを指定します。この設定をグローバルに適用するには、プロジェクトブラウザのEM Structuresノードを右クリックしてOptionsを選択し、EM Optionsダイアログ ボックスのJob Schedulerタブにアクセスします。

     

     EMSight シミュレータの場合、2 つのシステム環境変数を構成する必要があります。これらの変数にアクセスするには、パソコンのスタートメニュー (Windows)から設定を開き、検索ボックスで "環境変数"を検索します。システムオプションを選択します。システムのプロパティダイアログボックスで、画面の下部にある環境変数ボタンをクリックして、環境変数ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログボックスで、システム変数部の下にある新規ボタンをクリックして、新しいシステム変数ダイアログボックスを開きます。新しい"MKL_NPROCS"変数と"OMP_NUM_THREADS"変数を追加し、変数値を"2"または期待するプロセッサ数に設定します。複数のプロセッサの使用は、解析の解析段階でのみ明らかになります。



     この設定をドキュメントに適用するには、プロジェクトブラウザでschematicノードを右クリックし、Optionsを選択して、OptionsダイアログボックスのJob SchedulerタブのMax Threadsオプションにアクセスします。この設定をグローバルに適用するには、プロジェクトブラウザで Circuit Schematicsノードを右クリックし、Optionsを選択して、同じオプションでCircuit Optionsダイアログボックスにアクセスします。

  • Xモデル: X モデル(EM ベースのモデル) は、ベンドやティーなどの不連続性を表現する際に最高度の精度が必要な場合に、分布定数エレメントに使用されます。適切に使用すると、X モデルは線形解析の速度でEM解析の精度を提供します。AWR ソフトウェアは、em_models フォルダに、事前に用意された一般的な X モデルのデータテーブルを多数インストールしています。公称パラメータ値がわかっている場合は、それらの値の10%以内の値を持つテーブルをフォルダで検索できます。適切なテーブルが見つからない場合は、X モデルを持つ基板用に構成されたいくつかのインストール済みプロジェクトの 1 つを使用して、独自のテーブルを作成することができます。テーブルを作成するのは時間がかかりますが、一度だけで済みます。これらのプロジェクトを見つけるには、File > Open Exampleを選択し、キーワード"autofill"を検索します。

 Translator: Tsutomu Sugawara


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